青森県五戸町にて電子部品製造業を行う安部製作所では、人工光型植物工場では県内初の施設を開設し、2月26日からレタスの出荷を始めた。設備プラントはアルミス社のシステムを採用し、光源は蛍光灯となっている。
同社は、青森県の植物工場関連産業支援事業を活用し、2013年12月、約4,000万円をかけて既存の工場(クリーンルーム)を改修した水耕プラントを導入。従業員6人でレタス4品種の栽培をスタートした。
※ 写真は同社のウェブサイトより引用
植物工場施設は、延べ床面積が約300m2。1階が育苗室、2階が栽培室となっている。栽培ルーム内は22度前後を維持し、夜間の時間帯を中心に1日12時間程度の照射時間にて、リーフレタス等を生産している。
生産量はリーフレタス換算で1日460株。商品ブランドは「クリーン・キラキラ・ベジタブル」、県内のカブセンターとベニーマートで販売しており、3月上旬からは、よこまちストアでも取り扱う予定。
● 安部製作所、廃校を利用した第2植物工場プラントを稼働。投資額は6,000万円以上
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