旭化成ホームズ、家庭用の小型 植物工場キット「ベジユニ」を販売

※ 最新情報
2015年3月末にて、同商品「水耕栽培キット VEGEUNI (ベジユニ)」の製造は中止されております。

 旭化成ホームズは10月16日、家庭でハーブなどの葉菜類を育てられる水耕栽培・小型植物工場キット「ベジユニ」を21日に発売すると発表した。土を使わず発光ダイオード(LED)照明と培養液で栽培できる。

旭化成ホームズ、家庭用の小型 植物工場キット「ベジユニ」を販売
キッチンやダイニングなどにインテリアの一つとして置くことで、植物栽培を楽しめる。価格は2万円。インターネットを通じて販売し、年間1万セットの販売を目指す。

キットはトレーなどの本体とLED照明、培養液で構成する。本体は幅336ミリ x 奥行き150ミリ × 高さ336ミリ。コンセントのある箇所ならどこでも設置できる。

培養液を流したトレーに葉栽類の種をセットし、LED照明を当てて栽培する。週1回ごとに培養液を取り換え、6週目には収穫できる。

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~緑と絆を育てるインテリア~
卓上水耕栽培キット「VEGIUNI(ベジユニ)」を発売

 商品コンセプトは「緑と絆を育てるインテリア」。発売前のモニター調査の結果から、家族で共に緑を育てる歓び、それを契機に弾む会話といった効用が大きなことが確認されました。

これらの評価を踏まえ、過剰な設備装備を控えてシンプルで美しいフォルムとすることで、食卓の上やリビングボードの上など、どこに置いても美しく映える”暮らしを豊かにするインテリアアイテム”として発売することとしました。

販売は、インターネットの公式サイトにより、本体と2サイクル分の栽培に必要な種と培養液などをセットにして行います。

他に総合オンラインストアのAmazonでの販売が近日中に予定されており、今後販路の拡大に努めて参ります。


1.背景
世界の人々の“いのち”と“くらし”に貢献することを目指す旭化成グループでは、「環境・エネルギー」「住・くらし」「医療」の3つの領域における新たな事業創出を目指し、2011年12月、グループ内・外の知見と技術・製品を搭載した実証棟HH2015を富士支社内(旭化成ホームズ住宅総合技術研究所内)に建設しました。

この実証棟における研究テーマの1つとして、食への安心・安全の確保や自ら育て食べることを通じての食育への関心の高まりを踏まえて、さまざまな形で住まいに水耕栽培を取り込む暮らしの研究をしてきました。

今回の商品はこれらの実証を通じて、“暮らしを豊かにする”という視点では、家庭内における食材を自給する植物工場という考え方よりも、植物の生産量は限定的でもコストが合理的で家庭内に緑をもたらし、コミュニケーションの促進にも効果が高いポータブルタイプをインテリアアイテムとして上市すべきと判断したことから開発されたものです。

デザインにあたっては、昨年実施したデザインアイデアの一般公募作品をベースに開発し、プロトタイプの試作品をモニターの皆様に評価して頂くことで完成させました。


2.「VEGIUNI(ベジユニ)」の製品概要  
土を使わずにハーブを手軽に育てられるLEDライト付水耕栽培キットで、コンセントのある所なら部屋のどこでも置くことができる手軽さを重視して開発いたしました。世話は週1回培養液を替えるだけで約6週目には収穫することが出来ます。

(1)商品名:卓上水耕栽培キット「VEGEUNI(ベジユニ)」
(2)販売セット内容:本体(W=336mm、D=150mm、H=336mm)
 種2袋(バジル・ルッコラ)、培地6個、養液パック10袋、ACアダプター
(3)販売価格:セット価格=2万円(税込)
(4)発売日:平成25年10月21日(月)
(5)販売チャネル:インターネット公式サイトより販売 
(6)販売計画:当初1万セット