ダン計画研究所、植物工場やさいを障がい者が販売・就労支援へ

 植物工場での業務を学ぶ新しいタイプの職業訓練講座を5月から実施している大阪市のシンクタンク、株式会社ダン計画研究所は、7月18日と7月25日に、堺筋本町にある大阪ハートフル商店街のアンテナショップTorute(トルテ)にて、障害者による野菜の販売実習を実施した。

ダン計画研究所、植物工場やさいを障がい者が販売・就労支援へ
植物工場にて生産された野菜は、栽培管理を行った障がい者8名が参加。販売のための接客マナーを習得し、就労に備えるのが目的という。

「谷四育ちの水耕栽培」「無農薬野菜です」という呼び込みに、たくさんの主婦が足を止め、両日ともフリルレタス各20袋(1袋60g、100円)が、約2時間で完売した。

同社によると「現在、急速に技術開発が進んでいる植物工場では、障害を持つ方でも高品質の野菜を栽培することができ、市場で高い評価を得ることが証明できた。今後は、全国の障害者の方の就業・起業を支援して行きたい」という。