一般社団法人ナンモダは、世界初となる人工知能搭載型レジを開発したサインポスト株式会社と協働し、持続可能な野菜直売所の運営を構築するために、世界初となる設置型AI搭載レジ「ワンダーレジ」を新冠町の野菜直売所(ナンモダ百貨新冠本店)に導入した。
加速度的に進む人口減少により、個人商店や野菜直売所などの実店舗は全国的に減ってゆくことでしょう。低人口地域では、人手不足、或いは売上の減少、人件費が収益を圧迫するなどの理由により、商店は消滅危機にさらされています。
ワンダーレジを野菜直売所に導入しつつ、生産農家と協働しながら「持続可能な小さな経済圏」を形成することが我々のミッションとなります。
1)AI搭載型レジです。
2)Re-board製(リサイクル可能な段ボール製)です。
※Re-boardは、100%紙素材のリサイクル可能な環境にやさしい資材です。
3)シニアにやさしい現金対応型です。
【INTRODUCTION】ワンダーレジとサインポスト株式会社
サインポスト株式会社は金融機関や公共機関に対するシステムコンサルティング事業、システム提供のソリューション事業及びAI(人工知能)を活用したイノベーション事業を展開しています。
イノベーション事業では、設置型AI搭載レジ「ワンダーレジ」や、スーパーマーケットなどの大型店舗を対象とした、レジ無しスルー型無人店舗システム「スーパーワンダーレジ」を開発。
レジ待ち時間の短縮に加え、深刻化する人手不足等の社会課題を解決する技術として注目されています。
2019年7月には、JR東日本スタートアップ株式会社と無人AI決済店舗の本格的な事業化に向け、合弁会社「株式会社TOUCH TO GO」を設立し、2020年3月には、JR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」構内に、無人AI決済店舗の第1号店となる「TOUCH TO GO」をオープンしました。
【STAGE】北海道新冠町のナンモダ百貨新冠本店(野菜直売所)
人口約5500人の町、北海道新冠町のサラブレッドロード新冠道の駅隣接施設「にいかっぷキッチン」内に2018年12月にオープンしたナンモダ百貨新冠本店は、新規就農者増と生産農家の所得向上、そして地域の商圏の存続を目的とした野菜直売所です。
当プロジェクトを運営する一般社団法人ナンモダは、2018年3月にパラレルワークを低人口地域に実装し、個人や町内外そして海外の企業、そして国内外の自治体と積極的に協働しながら、地域や世界における社会的課題の解決に寄与するために設立された法人です。
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