カゴメ株式会社は2016年11月を目途に、山梨県北杜市において、首都圏への供給拠点として、ベビーリーフの大規模生産施設をオープンする。野菜の幼葉であるベビーリーフは、健康価値が高いことで知られており、えぐみが少なく、やわらかな食感が特徴で、サラダや様々な料理のトッピングとして、生のまま食べることができる点が特徴。
現在カゴメは、2013年に資本出資をしたベビーリーフの大規模有機栽培を手掛ける株式会社果実堂が生産するベビーリーフの供給を受けて、単品/パックサラダとして、量販店等で販売を行っている。
ベビーリーフやトマトなどを用いたパックサラダは、単身世帯・二人世帯の増加といった世帯構成の変化に加えて、その健康的な価値、またサッと水洗いするだけで使える、包丁を使わなくて良いといった簡便性が評価され、市場は拡大しています。
国内のベビーリーフ市場規模は約100億円。国内におけるベビーリーフの年間1人あたり消費量は約18gです。今後の需要拡大を想定し、欧州並みの消費量(50g/人/年)にむけて拡大を続けると、2020年頃には、国内でも300億円程度の市場規模になると予測しています(※カゴメ調べ・予測)。
今回、同地において、新たにベビーリーフの生産・供給拠点を構える事で、今後の市場拡大に対応する体制を整えます。
■ベビーリーフ菜園の概要
・名称:高根ベビーリーフ菜園株式会社
・菜園開設時期・出荷時期:2016年11月頃、出荷開始は12月中を予定
・所在地:山梨県 北杜市 高根町
・敷地面積:敷地面積:約5.2ha、栽培面積:約2.5ha
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