株式会社パテント・リザルトは2014年9月11日、中国特許庁に出願された「移植・田植機分野」の関連技術について、特許または実用新案の審査ステータスが「権利継続」である件数を企業ごとに集計した【移植・田植機分野】中国における権利継続件数ランキングをまとめた。
今回の調査では、中国特許庁傘下の知的財産情報サービス専門機関である「中国知識産権出版社有限責任公司(IPPH)」が提供するデータを用い、特許審査状況を判定した。
国際特許分類(IPC)として「A01C5/04、A01C5/06、A01C5/08、A01C7、A01C9、A01C11、A01C14」が付与されている出願を「移植・田植機分野」と定義し、2014年7月末までに出願された10,522件を対象に集計している。その結果、1位 井関農機、2位 中国の浙江理工大学、3位 クボタとなりました。
1位 井関農機は、90年代から継続的に中国に出願をしており、特に2012年ごろから件数が大幅に伸びています。また3位のクボタも同様に2012年ごろから出願件数が大きく伸びており、両社が近年中国において、意欲的に権利化を進めていることが分かります。
2位 浙江理工大学は総出願件数で見ると1位ですが、すでに無効となっている特許が多く、権利継続件数では2位となりました。4位にも中国の大学がランクインしています。
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