農業に挑戦するプレイヤーを支えるプラットフォームを目指す「坂ノ途中」 総額2億円の資⾦調達を実⾏

 新規就農者の支援プラットフォームを目指す株式会社坂ノ途中は、三井住友海上キャピタルが運営するMSIVC2016V投資事業有限責任組合、朝日放送株式会社によるコーポレートベンチャーキャピタル「ABCドリームベンチャーズ」が運営するABCドリームファンド1号投資事業有限責任組合などを割当先として総額約2億円の資⾦調達を実施した。

 坂ノ途中は、「100 年先も続く農業を」というメッセージを掲げ、環境負荷の⼩さい農業に挑戦する新規就農者と連携して事業を展開してきました。新規就農者は栽培技術を磨いても、農地条件などの影響により⽣産が少量不安定になりがちです。

新規就農者を増やし農業の持続可能性を確保するためには、少量不安定な農産物を流通させられる新たな仕組みが必要です。坂ノ途中では、栽培品目や時期の全体最適を図りリスク分散させながら、成⻑が⾒込まれるネット通販を主軸として複数の販路を組み合わせることで、新規就農者の作る少量不安定、だけど品質の⾼い農産物を流通させることに成功しています。

 今回の資⾦調達を通じて、経営体制の強化を図るとともに、ネット通販の集客⼒の向上、⽣産者との関係構築による供給体制の強化や、⽣産者やバイヤーを支える新規事業開発を進めてまいります。環境負荷の⼩さい農業に挑戦する人たちを支え増やしていくプラットフォームとなれるよう、引き続き全⼒で取り組んでまいります。

〈株式会社坂ノ途中 会社概要〉
 環境負荷の⼩さい農業を営む若⼿農家や新規就農者を増加させ、農業の持続可能化を達成することを目的とし、2009年7⽉に設⽴された企業です。実は、環境への負担の⼩さい、持続可能な農業を志し新規就農を目指す方は増えていますが、たいていの人は就農までたどり着きません。就農を果たしたとしても、多くの人は続けられずに辞めてしまいます。

新規就農で確保できる農地は⼩規模だったり水はけが悪い等条件が良くないことが多く、彼ら/彼⼥らが栽培する農産物は少量だったり不安定になりがちです。そのため⼀般的なバイヤーから⾒て新規就農者は「つきあいにくい相⼿」と映ってしまうのです。

当社はこの問題を解決すべく、新規就農者を中心に100 件程度の農業者と提携し、作付けの計画から共に⽴てていくことで、⼀軒⼀軒では少量で不安定でも、グループ全体としてはまとまった数量を安定的に供給できるという体制を構築しています。

また、持続可能な社会のカタチを例⽰するべく2012年からはウガンダにて有機農業普及事業を、新規就農者増を加速させるべく2013年からは京都にて育成機能を持つ⾃社農場の運営をスタートさせています。

本社︓ 〒601-8311 京都市南区吉祥院⻄ノ庄東屋敷町126
代表者︓ ⼩野邦彦(代表取締役)
創業︓ 2009 年7 ⽉21 日
資本⾦︓ 250,130,000 円(今回の増資分は登記未了。資本準備⾦含む)
URL: http://www.on-the-slope.com
事業内容︓「少量不安定、だけど、おいしい。」ハンドメイドな野菜の販売

投稿者プロフィール

編集部
編集部
植物工場・農業ビジネスオンライン編集部です。「植物工場・食&農業ビジネス」×「環境制御技術」に関する最新動向ニュースを配信中。