中電工は農業生産法人の有限会社ワールドファーム(茨城県つくば市)と共同出資による合弁会社を設立し、中国地方で大規模な野菜の露地栽培を行う。現在ワールドファームが手がけている農場の一部を引継ぎ、ワールドファームが全国展開しているアグリ事業のノウハウと、中電工からの出資や地域のネットワークを生かし、事業展開をはかる。
11月2日に新設した合弁会社(中電工ワールドファーム)は、ワールドファームから約10 名の職員と鳥取・岡山・広島の圃場(約40h)を順次引継ぎ、キャベツ等の野菜の露地栽培を行っていく。
合弁会社の出資額は中電工が5億6000万円、ワールドファームが6000万円。野菜の生産だけでなく、加工・販売も手掛ける。中電工は2010年にイチゴ農園を運営するKKN(島根県浜田市)と共同で、農業事業に参入している。
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