伊藤園、筑波大との共同研究で野菜飲料摂取による抗抑うつ・抗不安効果を確認

 伊藤園は、筑波大学との共同研究で、野菜汁100%飲料およびビタミン強化型の野菜・果実ミックスジュースの継続的な摂取による抗抑うつ・抗不安効果について確認した。本試験結果の詳細は、英文誌「Journal of Family Medicine and Community Health」にて発表済みである。

≪経緯≫
日本ではうつ病患者が300万人いると言われ、社会問題となっています。
高齢者を対象としたコホート研究から、うつ病を発症している方は、発症していない方よりも野菜の摂取量が少ないことが報告されています。野菜にはカロテノイドやビタミンなど有用な栄養成分が含まれており、これらを十分に摂取することでうつ病を発症するリスクが低減される可能性が考えられます。

そこで今回、毎日の食事に加え、野菜汁100%飲料またはビタミン強化型の野菜・果実ミックスジュースで野菜の栄養を補うことにより抑うつ状態・不安状態の改善が期待できると考え、臨床試験を実施しました。
伊藤園、筑波大との共同研究で野菜飲料摂取による抗抑うつ・抗不安効果を確認※ 同社によるプレスリリースより