新宿高島屋、第7回「大学は美味しい!!」フェア開催。植物工場産の商品も販売

 昨年に続き、大学の研究室などが開発に関わった大学発のブランド食品” が集まるグルメフェアとして、第7回「大学は美味しい!!」が、新宿高島屋(東京・新宿)で5月28日から6月3日まで開催される。今回は新規7大学を含む全38の大学が参加予定となっている。

同フェアでは、各大学で研究・開発された技術を用いた食材や、産学連携により開発された商品などが販売される。慶應義塾大学は、同大学発のベンチャー「AISSY」と共同開発した味覚センサーを利用して開発、ブランド化した牛肉「35日氷温うまみ熟成牛肉」を販売。

東京大学は、バイオマスエネルギーの研究過程で得た知見を利用して育てた海草「伊豆大島産シーパイン」を携えて初めて参加する。これらは、イートインの「東京六大学コラボ定食」にも使用されている。

新宿高島屋、第7回「大学は美味しい!!」フェア開催。「食」の研究成果が美味しく・楽しめるイベント

 その他にも佐賀大学では、砂漠化にともなう塩類被害への対策を研究する中で“野菜化”に成功し、現在では植物工場にてバラフとして生産・販売するアイスプラント、初の国産グレープフルーツとして品種登録した「さがんルビー」を販売する。