ベネッセホールディングスでは、ベネッセグループが注力しているシニア・介護事業の一環として、2014年4月より新たに配食サービス事業を開始する。ベネッセの子会社のベネッセスタイルケアとフードサービス事業を行う株式会社LEOCが、共同で合弁会社「ベネッセパレット」を設立した。
「ベネッセのおうちごはん」というサービス名称で月曜から金曜日までの5日間、毎週日替わりの夕食弁当を提供する。
ベネッセのシニア・介護事業は、『トータルシニアリビング』=「住み慣れた地域でいつまでも自分らしく生きるためのサービスをご高齢な方に提供すること」の実現を目指して事業展開を行っています。
ご高齢の方にとって健康を維持していくためには、日々の食事の質と規則正しい食習慣が非常に重要ですが、加齢に伴い、買い物や自分で調理することの負担が大きくなります。
65歳以上の独居高齢者が2010年〜2030年で54%増加(*)する中、ベネッセは、元気な時から食事を通じた健康維持を図ることが重要であると考えて、新たに高齢者向けの配食サービス事業を開始することにいたしました。
ベネッセの有料老人ホームにご入居されているお客様に、朝昼晩365日の食事を提供してきたノウハウを活かし、高齢者の季節による体調変化や食欲に配慮した「栄養バランスのよい献立」と、お客様と同じ地域に住むサービススタッフが日常的な会話やコミュニケーションをとることで、「食事の質と健康的な生活リズムをサポートすること」が、本サービスの特徴です。
まずは、2014年4月に世田谷区の2拠点(用賀・桜新町・深沢等)(松原・梅ヶ丘・赤堤等)からサービスを開始します。提供メニューは1食600円前後2種と700円前後1種の計3種、都合のよい週のみ注文可能な「5日間コース」と外食時等の際にお休みも可能な「1カ月コース」を提供します。
今後は拠点を随時拡大し、2015年度に東京都区内20拠点での提供を行うことを目指し、1日約2万食を生産できる工場を設置する予定です。その後、1都3県に事業を拡大する計画です。
*(「日本の世帯数の将来推計」(2009年12月推計)国立社会保障・人口問題研究所
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