株式会社フジクラは、薄型色素増感太陽電池(DSSC:Dye-Sensitized Solar Cell)モジュールパネルのラインアップを拡充し、販売を開始した。
近年、スマート工場、スマート農業、インフラ監視など様々なフィールドで、IoTセンシングを活用した効率化や自動化の取り組みが活発に行われています。それに応じて、IoTセンサ端末が設置される場所や環境も多種多様な広がりを見せており、様々な種類の端末開発が進んでいます。
またその駆動電源として、設置・維持コストや環境負荷の低減を実現できる太陽電池の採用も広がってきています。
そのような中、当社では室内光でも効率的な発電が可能で長期信頼性にも優れるDSSCモジュールパネルを製品化し、多くのお客様に採用に向けてご評価いただいています。
一方で、昨今のIoTセンサ端末の活用シーンの広がりや端末サイズの多様化にあわせ、そこに用いられる太陽電池にも、より多様な形状・サイズが求められるようになってきていました。
当社はお客様からのそれらのご要望にお応えするために、このほど、DSSCモジュールパネルの製品ラインアップを拡充し、販売を開始いたしました。
これにより筐体への搭載設計が容易となり、機器のデザインや活用シーンの選択肢がより一層広がります。これまで、一部のモデルは試験的にご提供させていただいておりましたが、今後は皆様により幅広くお使いいただけるようになりました。
今夏、オンラインバーチャルイベントとして開催されるInternet of Things World(開催期間:2020年8月11日~13日)およびInternet of Things World Asia(開催期間:2020年9月29日~10月1日)にDSSCモジュールパネルを出展いたしますので、こちらにも是非ご来場いただければ幸いです。
・Internet of Things World (11-13 Aug. 2020)
URL:https://tmt.knect365.com/iot-world/
・Internet of Things World Asia (29 Sep. – 1 Oct. 2020)
URL:https://tmt.knect365.com/iot-world-asia/
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現