株式会社イーアクセスは、主に農業や水産業での使用を想定して「堅牢性」「快適性」を両立した国内最軽量級の長靴「SEB-10」を発売開始する。
1)SEB-10開発背景
今日レインブーツという名称で一般的な市場でも人気が高まっている長靴ですが、以前から変わらず「ブーツが重い」「農業など現場で毎日履くため消耗が激しい」「ムレる」という課題がつきまとっています。
そこでそれらの課題を克服すべく「STICO」では長年のテストを重ね、新しい長靴「SEB-10」を開発しました。神奈川県秦野市で製造する日本製となります。
2)SEB-10特徴
次世代の長靴「SEB-10」は大きく3つの特徴を備えています。A)軽量設計 独自開発したスーパーEVA素材を使用し超軽量化を実現。1足約460gという国内最軽量級の軽さは足への負担を抑え通常の長靴より疲労軽減効果を発揮し、無理なく長時間の使用が可能になりました。
B)ターマイトマウンドシステムを採用。白蟻の巣構造を取り入れ自然に空気の換気が出来る仕組みを応用。靴の中にこもりやすい熱気と湿気を靴の上部の方に自然に流れるようにし靴の中の環境を維持します。
3)ターマイトマウントシステムとは
白蟻の巣の構造を取り入れ自然に空気の換気が出来る仕組みを応用しています。靴の中にこもりやすい熱気と湿気を靴の上部の方に自然に流れるようにし靴の中の環境を維持します。
4)耐熱性・耐縮性に優れた独自の技術「スーパーEVA」
C)アンティシュリンク対応 独自開発したSTICOのスーパーEVA素材は80℃という高い外部温度でも収縮や変形をほぼすることのない画期的な素材のため厳しい外部環境でも耐えられる堅牢性を備えています。
高温(80℃)にも収縮しないため室外に長時間放置しても変形しないSTICO独自開発の素材。柔軟で弾力性があり、日差しの強い炎天下や高温職域でも縮むことはほとんどありません。
また国内最軽量級の軽さ(1足約460g)で足への負担を抑制します。120℃時の収縮率は通常のEVA素材の場合には15−20%収縮し、LDPE(ポリエチレン素材)の場合には10−12%収縮、スーパーEVAの場合には7%の収縮となっています。※自社調べ
5)捨てるからリサイクルへ。100%リサイクル可能な素材だからできる「リボーンエコプロジェクト」を実施!
STICOの原料であるEVA素材は軽量で柔軟性・弾力性に優れ、破損しにくいのが特徴。そして中でも注目すべきはリサイクルができることです。STICO の素材は接着剤を一切使用していません。
また、環境ホルモンを含まない無公害の素材のみを使用しているため使用後に製品を回収して新たにSTICO の靴を再製が可能になりました。
そこでSTICOは神奈川県秦野に新設工場を建設し、履き古したSTICOの製品に対して責任を持って回収し、再生します。「履き古したら捨てる」から「履き古したらリサイクルの時代」へ廃棄物を減らし、地球環境にやさしいフットウェアの革新を目指します。
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