レッドフォックス株式会社は、JAグループ熊本が、営農指導基盤強化を目的として進める農業ICT化への取組みに対して、位置情報活用ビジネスクラウド「cyzen」の導入を開始する。
熊本県はいちごの生産量が栃木県、福岡県に次ぐ第3位であり、新品種「ゆうべに」の普及拡大に力をいれています。「ゆうべに」は熊本県が9年の歳月をかけて独自に育種し、2014年に品種登録され、2015年に名称が決定しました。大玉で甘さと酸味のバランスが良く、収量性が高いのが特長です。
「cyzen」は、位置情報を活用して営業や保守の勤怠管理や行動管理を自動化するスマートフォンで「ホウレンソウ」ができるビジネスアプリです。
JAグループ熊本は、熊本県と連携してビジネスクラウド「cyzen」の導入検討を進めて、この度104名のJA営農指導員並びに74名の熊本県普及指導員への導入が決定しました。
■JA熊本中央会の営農企画課長大田黒氏のコメント
「JAグループ熊本の営農指導員は、日々農家組合員に対して技術面・経営面でのサポートに努めていますが、業務の多様化や要員の減少により、特に若手JA営農指導員の指導能力向上が課題となっておりました。
そこで、JA間の情報交換を通じた交流を進め、県域での包括的な営農指導体制を構築する事が、若手JA営農指導員育成にも寄与する取組みとして、注目されておりました。」
「JAグループ熊本は、熊本県と連携してビジネスクラウド「cyzen」を導入し、これにより生産管理情報の即時共有化が可能となります。
新品種「ゆうべに」の本格普及拡大に向けた指導体制構築をモデル的取組みと位置づけて収量・品質確保を目指すために「cyzen」を活用していきます。」
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