日本における植物工場産業の市場拡大に伴い、一般社団法人生産者のための人工光型植物工場協議会(2013年設立)より改組した一般社団法人日本植物工場産業協会は、2016年7月に役員を一新し、新体制にて活動を開始した。
現在、世界的な人口増加や地球環境の変化などによる食料供給に対する将来への不安が高まり、国際社会では未来に繋がる持続可能な農業生産が求められています。
そのような中、今注目されているのが人工光型植物工場です。日本の植物工場技術力は世界においてトップクラスの実力を誇り、次世代を担う農業イノベーションとして海外から多くの期待が寄せられています。
しかし、現状は個々に高い技術力を保有しているにも関わらず、事業化における技術連携が少ないため、その力を活かせていない事が大きな課題となっています。
日本植物工場産業協会は業界を代表する団体として、植物工場における技術や情報を取りまとめ、生産者のサポート及び事業化の推進を行い、国内外の植物工場産業の発展に尽力いたします。また、事業活動を通して地球上の限りある資源を大切にし、持続可能な社会の実現を目指し国際社会に貢献して参ります。
一般社団法人日本植物工場産業協会: http://jpfia.org/
■協会概要
団体名称 : 一般社団法人日本植物工場産業協会
英語表記 : Japan Plant Factory Industries Association(略称JPFIA)
設立 : 2016年3月
事務局所在地: 〒271-8510 千葉県松戸市松戸648
千葉大学 園芸学部 環境調節工学研究室 気付
公式サイト : http://jpfia.org/
活動内容 : 日本植物工場産業協会は、持続可能な社会の実現を目指し、
国内外の植物工場の発展に尽力します。
1.国際規格化/標準化事業
規格・認証及び調査・分析
2.情報収集/発信事業
広報活動、関係省庁対応、関連業界団体との連携、
海外対応
3.普及啓発事業
講演会、イベント・展示会
4.生産サポート事業
会員の生産支援、会員研修
5.共通基盤技術開発事業
技術開発、知的財産・法制度
6.国際事業開発/CSR事業
国際事業開発、環境保全
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現