サカタのタネが、農業女子プロジェクト内の個別プロジェクト「農業女子発!『新野菜』の需用創造」の活動を元に考案した新野菜シリーズ『ハッピーベジタブル』の第2弾を発表した。農業女子の視点が活かされた新品種のミニダイコン「あやめっ娘」を含む秋まき品種計6品種だ。
『ハッピーベジタブル』の第2弾のラインアップは、ミニダイコン「あやめっ娘」、「ころっ娘」、ダイコン「紅化粧(R)」、小カブ「あやめ雪」、ミニカリフラワー「美星」、「オレンジ美星」だ。
『ハッピーベジタブル』のコンセプトは、その名のとおり、「育てて、料理して、食べてハッピー」な野菜。生産者と消費者、両方の目線をもつ農業女子ならではの視点から従来品種の新たな魅力を発見し、食卓に普及させる可能性を模索している。
「簡単で気軽に調理ができる」、「栽培や販売が楽しくてやりがいがある」、「カラフルで形がかわいい」など、女性農業者におすすめしたい品種を選定している。サカタのタネと農業女子プロジェクトメンバーが農場見学会や意見交換会、試作を経て品種を決定した。
試験栽培や販売を通じ、栽培方法と出荷サイズ、食べ方や調理方法など女性農業者ならではの視点から農産物の新しい需要と付加価値を見出した品種を、サカタのタネがおすすめする新野菜シリーズとして提案している。
ミニダイコン「あやめっ娘」の希望小売価格は、2dl入り15,800円(税抜)、20ml入り1,650円(税抜)です。全国の種苗店、JAルートを通じて2016年7月下旬より種子の発売を開始する。
■「ハッピーベジタブル」について
農業女子プロジェクト内の個別プロジェクト「農業女子発!『新野菜』の需要創造」で、プロジェクトメンバー10名とサカタのタネが意見交換や試作を経て選定した女性農業者へおすすめする新野菜シリーズで、農業女子ならではの観点から農産物の新しい需要と付加価値を見出した。
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現