ヤマト運輸は3月30日、日本初台湾向けの国際クール宅急便サービスを開始する。同社における海外向けのクール宅急便は香港に続いて2地域目。
日本で集荷した荷物を、低温仕分け室を備えた沖縄・那覇空港と台北松山空港を経由し、保冷輸送する。ヤマト運輸と台湾食品大手の統一企業(ユニプレジデント)による宅配便合弁企業が荷物を配送する。
取り扱い温度帯は国内のクール宅急便と同様で、冷蔵(0~10度)と冷凍(-15度以下)となっている。関東や一部の地域(大阪府・沖縄県)であれば、18時頃までに集荷を行えば、台北市内には最速で翌々日の午前中に指定場所まで配達される。
台湾では日本の食品や農作物の人気も高く、本サービスを利用することで小口でも低コストにて配送することが可能となる。なお、料金は60cm以内の荷物(2kgまで)で6,050円となっている。
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