植物工場の企画・建設から販売まで実施<APN:エーピーエヌ>

<プリント基板の設計、開発を行うエーピーエヌ(APN)が植物工場の設置から企画、販売まで>

APN (エーピーエヌ株式会社)<長野県諏訪市>が、LED照明・水耕栽培の植物工場(野菜工場)の企画、建設、販売までの全面支援を実施するために、10月にアグリシステム事業部を新設した。対象は葉野菜である。レタスやリーフ、サンチュなどの、各品種はLED照明の波長を調整することで、栄養価を高めたり、成長速度を早めたりできるのだが、同社はLED照明の設計、開発を手掛けているために、各品種にカスタマイズした商品を提案できる点に強みがある。
 
 
植物工場(野菜工場)の設備は、電子機器製造の横手精工株式会社(秋田県横手市)が製造。同社の福島社長も「黒字が出ている植物工場(野菜工場)はほとんどない」と実際に話しているが、いくら効率の良いカスタマイズ設備を提案した所で、導入コストが高いと普及は難しいかもしれない。
 
 
また、諏訪市の本社内に3年前、植物工場の開発企業である「フェアリーエンジェル(京都)」が栽培した野菜を、宿泊施設や飲食店に販売する会社を設立した経験があるとはいうものの、全国的に強い販路・ネットワークがあるのか、この点も重要なことである。
 
 
実際に同社の植物工場(野菜)は、秋田や群馬の企業から案件があるようだが、企画・設計だけでなく、どこまでの販売支援を行ってくれるのかによって、導入企業(外食企業以外の販路が無い企業の場合)の売上も変わってくるだろう。
 
 
どこの植物工場を企画・設計している企業も、形的には販売の支援もします、と約束はしているものの、実際に納入企業に対して、販路保証まで行っている企業はない・・・・。それだけ、どの企業も販路には困っており、同じような場所・チャネル(レストランや百貨店、ネット直販など)に商品が並ぶことも多く、他社の植物工場野菜との差別化が今後の課題となるだろう。
 
 

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