イノテック、三社協力で外部電源を使わず農場の土壌データの収集と蓄積を実施

 イノテック株式会社と、株式会社ネクステック、株式会社岩崎が、株式会社岩崎の当別フィールドにおいて、株式会社ネクステックの無線LANアクセスポイント兼中継器「ポジモ(*1)」と、イノテック株式会社が国内販売する土壌センサー「EDYN(*2)」を使用した土壌データの収集・蓄積実験を外部電源を使用せずに実施する。
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 土壌の水分やEC値と作物の質、収量には関連性があることがわかっている。しかし、土壌の状態の管理は経験や施肥の量によって推定されているにとどまり、実際の計測データを蓄積し分析することは近年のICT農業において始まったばかりだ。こういった流れの中で、圃場にセンサーやネットワークを導入するには、電源の手配や防水など農業者に多くの負担を要求することになっている。

 今回の実験では、外部電源を使用しない無線LAN装置と、外部電源を使用しない土壌センサーの組み合わせにより、2時間程度の作業で土壌のデータ測定を開始。これにより、外部電源を使用しない土壌計測システムが、いかに簡単に導入できるものかを裏付けている。

[各注釈について]
 ※1 ポジモ:
 屋外で外部電源無しで連続稼働する、無線中継機能を備えた無線LANアクセスポイント。工場、農場、建設現場、観光地、イベント、災害現場などでの利用実績がある。株式会社ネクステック製。
http://www.poggimo.info/
 ※2 EDYN:
 土壌のEC値、水分量、周囲温度、周囲湿度、光量を1つのセンサーで測定可能。同じくEDYNのウォーターバルブと組み合わせることで潅水のスケジュール管理や、水分が閾値を下回った場合の自動潅水が可能となる。
http://www.innotech.co.jp/edyn/