自然の木をイメージした垂直農場 植物工場や様々なクリーンテクノロジーを導入

都市部における過剰な人口増加が引き起こす2つの問題は、限られた土地・空間の中での生産性向上をはかりながら、全ての住民に対して新鮮な野菜を安定供給できるか、という点にある。こうした課題への解決アプローチの一つとして、アプリーリ・デザインスタジオでは、“自然の木”をイメージした垂直農場を提案している。

自然の大木をイメージした垂直農場 植物工場や様々なクリーンテクノロジーを導入
同スタジオでは、韓国のソウルでの垂直農場に関するデザインを行った経験があり、こうした新しいコンセプトの環境都市モデルについては世界中で調査が行われている。

垂直農場には植物工場だけでなく、太陽光・風力発電、バイオマス燃料、ITを活用したスマートグリッドや浄水技術など、あらゆるクリーンテクノロジーが必要となり、住民への食料供給や快適な環境を提供することができる。