米国オハイオ州にて大規模な植物工場を建設、地産池消と地元の雇用創出へ

 米国オハイオ州のクリーブランドにて、Green City Growers Cooperative社が、約4ヘクタールの敷地内に1.4ヘクタールの太陽光利用型植物工場を建設し、2013年1月に初出荷を迎えた。

温室ハウス内では、300万株のレタス類(レッドリーフ、グリーンリーフ、ボストンレタス)と136トンのハーブ野菜の生産が年間を通じて可能だという。

米国オハイオ州にて大規模な植物工場を建設、地産池消を推進と雇用創出へ米国オハイオ州にて大規模な植物工場を建設、地産池消を推進と雇用創出へ
同社の環境制御型ハウス内では周年栽培を実現し、毎週6万株のレタスを半径80km圏内の地域に絞って販売していく。

販路ルートは仲卸だけでなく、小売店舗や消費者への直接販売も行っていきながら、地産地消による新鮮野菜の提供と地元住民の雇用創出(現在は25名を雇用)を積極的に進めていく、という。
さらに同社では、収穫の1%は地元フードバンクへ現物寄付を行っていく計画である。