東芝、植物工場でも利用されている次亜塩素酸水の小型・卓上型商品を販売

 東芝では、高い除菌効果、消臭効果をもち、安全性に優れた次亜塩素酸水の卓上型生成器を3月15日から販売する。次亜塩素酸水は、農作物・人畜および水産動植物に害を及ぼすおそれがないため「特定農薬」に指定されており、一部の植物工場施設でも導入されているもの。

衛生管理が特に求められる飲食店、医療施設、介護老人福祉施設、保育所などでは、これまで除菌・消臭剤の原料となる薬剤の保管管理や誤飲防止など安全上の課題がありました。

今回発売する電解除菌水メーカーは、薬品を一切使わずに「水と塩」だけで安全にかつ、低コストで高い除菌効果、消臭効果を持った次亜塩素酸水を簡単操作で生成できる卓上型生成器です。

次亜塩素酸水は、即効性があり、様々な細菌やウィルスに有効で、インフルエンザウィルスのほか、消毒用アルコールでは効果のなかったノロウィルスなどに対しても効果が期待できます。

軽量コンパクトで持ち運びができ、1リットルの次亜塩素酸水を3分間で生成できるため、場所を選ばず、手軽に次亜塩素酸水を生成できます。

東芝、植物工場でも利用されている次亜塩素酸水の小型・卓上型商品を販売
電解除菌水メーカーにより生成された次亜塩素酸水は皮膚へのダメージが少なく、手荒れの原因にもなりにくいため水道水感覚で使えます。

また、手軽に使っていただくために蛇口への給水接続が不要な貯水式を採用し、電気ポット感覚で次亜塩素酸水を生成できます。さらに色々な設置シーンを考慮し、設置面積をとらないスリムでコンパクトなデザインとしました。

ビーカーのようなクリアなボトルは中身の状況がひと目でわかり、スタンドに内蔵したLEDが「スタンバイ」「生成中」「出来上がり」の状態を光でお知らせします。


次亜塩素酸水は、アンモニアやメチルメルカプタンなどの食品の腐敗臭成分に対しても高い消臭力があります。

このため、飲食店、食品加工施設などでの食材の殺菌、医療施設、介護老人福祉施設、保育所などでのうがい・手洗いによる衛生管理、スポーツクラブ、宿泊施設、ペットショップなどでの器具やケージ・サークルの除菌、消臭など幅広く利用が期待されます。