ベトナムのホーチミン市では、高度な農業技術を導入したハイテク温室や太陽光利用型植物工場の建設事例が増えている。市の農業・農村開発省によると、2年間で35のハイテク農業の立ち上げ支援を行った、という。
また、ホーチミン市では、2017年だけでも、農業関連ビジネスに約300社が新たに参入(登録)しており、合計で1,300社に到達した。
さらに、2020年までに合計1,500社のアグリ関連企業、特にハイテク分野への企業参入を加速させていく、という。
ホーチミン市では、ハイテク農業を推進する政策(2017-2020年)を公表しており、既に多くの成果が上がっているものの、直近の課題は生産者における「資金の確保」である。
家族経営の小さな露地栽培・農場と異なり、多くの投資資金が必要となるハイテク農業(植物工場)では、既存の支援モデルでは対応できない状況になっている。
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