全国の農家・漁師がスマートフォンから出品するオンラインマルシェ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェは、株式会社ユーグレナ、株式会社メルカリ、PNB-INSPiRE Ethical Fund(PIEF)を引受先とした第三者割当増資を実施し、総額1億8,000万円の資金調達を実施した。
【「ポケットマルシェ」について】
「ポケットマルシェ」は、全国の生産者と会話しながら直接食材を買えるオンラインマルシェです。「ポケットマルシェ」の出店者は100%が農家もしくは漁師。
旬の今だけ、数量限定、規格外など、今まで流通に乗らず地元でしか味わえなかったような食べものが並ぶ、「スマートフォンの中のマルシェ」です。
https://poke-m.com/
【第三者割当増資の目的】
「ポケットマルシェ」は2016年9月のサービス開始以来、「生産者と消費者を直接つなぐ」ことを理念に、農家・漁師から直接買える食分野のC2Cサービスとして運営を続けてきました。
利用生産者は330名を超え(2017年9月時点)、その全員は審査を経たプロの生産者です。
生産者には、出品から管理、顧客とのコミュニケーションまでスマホ一つで完結するスマホ業務アプリと、配送伝票が自動的に届けられる仕組みを提供。個人販売を始めたい、加速させたい生産者の販売プラットフォームとして成長を続けてきました。
この度の増資により、「ポケットマルシェ」のサービス改善および利用者拡大施策を展開。あわせて割当先と事業連携や共同事業を行い生産者と消費者のダイレクトコマースを加速させます。
ユーグレナおよびメルカリとは、サービスの各種連携等 により、より多くの消費者に生産者直送で食材を届ける施策を推進します。PIEFとは、PIEFの運営に参画しているPNBグループ(マレーシア最大手政府系投資会社)のネットワーク等を活用し、アジア圏への日本食材販売を推進します。
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現