永塚製作所、新たな家庭用農具ブランド「フィールドグッド」を設立。第1段は園芸スコップ・軍手を販売

 新潟県三条市に拠点を置く、金属雑貨製造の永塚製作所は、新たな家庭用農具ブランド「FIELD GOOD(フィールドグッド)」を立ち上げた。都市部住民やシニア層をターゲットに設定し、高級感やデザイン性、使い勝手の良さを追求した。第1弾として、園芸用スコップ3シリーズ9色を発売する。
庭やテラスでの家庭菜園の他、犬の散歩や子供の砂場遊びなど、さまざまなシチュエーションで楽しむことができる。
永塚製作所、新たな家庭用農具ブランド「フィールドグッド」を設立。第1段は園芸スコップ・軍手を販売永塚製作所、新たな家庭用農具ブランド「フィールドグッド」を設立。第1段は園芸スコップ・軍手を販売

「FIELD GOOD」を生み出した永塚製作所の工場は、燕三条地域にある。燕三条地域は緩やかに連なる弥彦山脈と、名峰・守門岳などの山々に囲まれ、中央には日本一長い信濃川が流れている。製作には、産業観光イベント「燕三条 工場の祭典」に関わっている長岡造形大の卒業生によるデザイン会社「スプレッド」(東京)とショッププロデュースなどを手掛ける「メソッド」(東京)が協力した。

スコップは、「土の中の鉱物」「大地に実る彩り」「木の上の花びら」の3通りのテーマ性を持たせ、金や銀、緑、茶、ピンクなどそれぞれ3色ずつ計9色を用意した。花びらのシリーズは、高齢者でも作業しやすいようアルミ製で45グラムに抑え、ほかはスチール製となっている。販売価格は900円~2500円。

公式ページ: http://field-good.jp/