レンタル型キットにて植物工場の普及へ。日本水耕栽培推進協議会を設立

 植物工場や水耕栽培に関する産・学・官・民によるコミュニティの形成と情報ノウハウの集約をはかるため、新たに一般社団法人日本水耕栽培推進協議会が設立された。
植物工場では大きな生産コストに対して、安定的な販売利益を確保する必要があるが、販路にて苦労するケースが目立つ。

そこで同法人では、従来の農産品の流通システムとは全く異なる新しいシステムを構築するため、主に、小型や店舗併設型をターゲットにした植物工場・水耕栽培システム「リビングガーデン」「ベジツリー」をレンタル事業者へ提供しながら組織化をはかっていく、という(写真:リングガーデンの様子)。
レンタル型キットにて植物工場の普及へ。日本水耕栽培推進協議会を設立
同法人では、植物工場に適した建物及び栽培プラントの設計だけでなく、高付加価値商品の生産、販路も含む流通支援を行っていく。

一般社団法人日本水耕栽培推進協議会 http://hp-japan.org/