植物工場事業を行う株式会社ファームシップは、焼肉レストラン「天壇」や温泉施設、パチンコ店を経営する株式会社晃商と、植物工場事業を通じて地元雇用や特産品づくりに貢献することを目指し、生産から販売までの包括的な業務提携契約を締結した。
晃商は植物工場事業に参入することを決定し、同社クラウド型植物工場運営管理プラットフォームシステム「FARMPORT®」を導入した実証実験用植物工場「名張シティファーム」の建設を、同社の温泉施設「名張の湯」(三重県名張市)の隣接地に計画し、今年7月に竣工いたしました。
名張シティファームでは、ファームシップの総合的な支援のもとで、植物工場事業の採算性の調査、栽培品目の拡充や植物にとって最適な光環境を実現するためのLED照射試験など、植物工場事業の採算性を大きく改善させるための様々な実証実験を行っています。
現在は、サニーレタスとフリルレタス、サンチュの3種類を主に生産しており、収穫された野菜は、同施設の隣の「とれたて名張交流館」で試験販売をしています。
■株式会社ファームシップについて
2014年3月設立。代表取締役 北島正裕・安田瑞希。スタッフ数15名。植物工場事業、農産物流通事業、農業データサイエンス事業を日本国内外で展開しております。植物工場事業では、生産現場支援、管理者・作業者人材育成支援、販売支援など植物工場の収益化のための総合ソリューションを提供しております。
■株式会社晃商について
1970年10月設立。代表取締役社長 新井義淳。地域の方々との「縁」と「絆」を礎とし、「スーパードーム」をメインブランドとするパチンコ事業、「焼肉の名門 天壇」をブランドとするレストラン事業、温浴事業の3事業を全国に展開しています。