欧州のメディカルハーブ「マリアアザミ」の国内栽培を本格スタート

 健康野菜の栽培・加工・販売を行っている株式会社ノウカスは、飲酒や喫煙の多い方、肝臓の健康を気にする方の手助けとなる成分「シリマリン(シマリン)」を含んでいるマリアアザミ(ミルクシスル)を2017年9月より、本格的に国内栽培を開始する。
なお、お茶や発酵食品等の加工品販売は2018年6月頃からの提供を予定しています。

欧州のメディカルハーブ「マリアアザミ」の国内栽培を本格スタート
健康野菜の栽培・加工・販売を行っている株式会社ノウカスは、健康野菜の第一弾として、大腸によい成分グァーガムを含む、グァー豆を2017年7月に本格栽培しております。
現在は若莢の提供を行っており、晩秋にはグァーガムの提供を検討しております。

今回は、健康野菜の第二弾として、飲酒や喫煙の多い方、デトックスを考えている方など、肝臓の健康の手助けとなる成分「シリマリン(シマリン)」を含むマリアアザミ(ミルクシスル)を2017年9月より、本格的に国内栽培を開始いたします。

本格栽培の背景としましては、マリアアザミ(ミルクシスル)の試験栽培を2014年7月から行っておりましたが、種子の取り出し方の方向性について、今年見つけることが出来たことに依ることものです。


【マリアアザミ(ミルクシスル)の概要】
マリアアザミとは、ミルクシスルやオオアザミとも呼ばれるキク科の2年草です。丈が2m前後まで生長し、萼や葉にトゲがあり、葉には白いまだら模様があるのが特徴です。

葉のまだら模様は、ミルクがこぼれたようように見えるために、ミルクを聖母マリアに由来するものとして、マリアアザミの名前がつけられていると言われています。

全草が食用となり、葉は刺を切り落としたのち、サラダや天ぷら、茎はアスパラと同様の食材として、根は牛蒡と同様の食材として利用出来、種はハーブティーとして利用されます。

ヨーロッパでは、古より肝臓に良いとされ、飲酒や喫煙の多い方、肝臓の健康を気にする方に人気のハーブの1つで、サプリメントとしても販売されています。

マリアアザミの種子に含まれている「シリマリン(シマリン)」は、植物の中で唯一含まれていると言われている成分で、たんぱく質合成の促進、肝障害の原因物質の抑制、「グルタチオン」増加を促し抗酸化作用の向上効果の報告があります。