NTT東日本、IoTを活用したメロン水耕栽培による通年生産に関する実証実験を開始

NTT東日本の青森支店は、つがるブランド推進会議と連携し、IoTを活用したメロン水耕栽培に関する実証実験を行う。

太陽光利用型植物工場の実証試験に近い形で栽培され、ハウス内は温泉熱を利用した暖房システムを導入、日照量不足の際には補光用のランプが点灯する。なお、本実証試験は、東京都町田市の町田商工会議所と協力10企業が連携して取り組む「まちだシルクメロン」による水耕栽培技術を導入している。

NTT東日本、IoTを活用したメロン水耕栽培による通年生産に関する実証実験を開始
背景
つがる市のアンテナショップ「果房メロンとロマン」は、つがるブランドの一つであるメロンに特化した日本初のメロン専門工房で、オリジナルのメニューをカフェとテイクアウトで提供している。

次なるステップとしては、つがる市産メロンを通年において提供することが課題となり、その課題解消に向けメロン生産の最盛期となる7月から9月以外の時期に収穫できるような新たな栽培方法を研究するための実証試験を開始するもの。


内容
・IoTセンサー装置を活用した、メロンハウスの温度、湿度及び日射量等の測定による生産環境の可視化に関する実証実験

・ネットワークカメラ及びクラウドを活用したメロンハウス内の異常検知時のアラート通知による経済損失の防止等に関する実証実験。


期間
2020年7月31日~2021年3月31日


場所
つがる市柏ガラス温室