ベトナムの不動産開発大手のビン・グループは、子会社(ビン・エコ)を設立し、有機栽培や植物工場などの最先端技術による高品質野菜の生産やベトナム農作物の輸出事業などを展開する。資本金は9,400USドル。
ビン・エコでは、ベトナム国内に様々な技術を利用した有機栽培農場を立ち上げ、ベトナムGAPやグローバルGAPに順守した高品質野菜を生産する。
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また高品質野菜を最終消費者へ提供するため、生産だけでなく、研究開発や収穫・流通・輸送といったアグリビジネス全体において、科学的な手法とデータ管理を行い、厳しいトレーサビリティを構築する、という。
種苗や生産技術について、露地や太陽光利用型植物工場の分野にて技術導入が進んでいるイスラエル、オランダ、完全人工光型植物工場にて世界のトップリーダーである日本の企業などから技術導入をはかる。まずはバイオやICT技術を活用した露地有機栽培にて、果物や野菜の生産を検討している。
同社はベトナム国内にて、ビンマート・ブランドのスーパーマーケットやコンビニを展開しており、店舗を拡大している。自社にて生産した安全・安心な高品質野菜は、できる限り手頃な価格にて販売していく。また、ベトナム農作物の輸出や現地農家へのトレーニングも計画している。
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