ローソンファーム初、植物工場によるベビーリーフの生産

 ローソンは1月24日、パスタやサラダなどの料理に使われる野菜「ベビーリーフ」を、完全人工光型植物工場で生産する農業生産法人「ローソンファーム秋田」を、秋田県羽後町に設立したと発表した。ローソンファームは全国12カ所目となるが、植物工場による生産は初めて。

羽後町の小学校跡地に5月から工場を建設する。ベビーリーフは発芽後10~30日程度の若い野菜の総称で、長さ10~15センチの葉の部分を採って使う。今回の植物工場ではミズナなどを栽培する計画である。

今年の9月下旬より順次、「ローソンファーム秋田」で生産されたベビーリーフを、東北および関東地区のローソン及びローソンストア100(計4,585店/2013年12月末現在)にて販売する予定であり、関東および東北地区の店舗で販売するパスタやサラダ、調理パン向けの原材料としても供給する、という。

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