西日本高速がナノバブル・微細気泡水で新会社を設立。清掃事業や農業分野・水耕栽培への応用を目指す(リーガレック)

ナノバブル(ナノサイズの微細気泡)技術を活用した新会社「Ligaric(リーガレック)」(大阪府吹田市)を設立する。直径が数百ナノ(ナノは10億分の1)メートル以下の気泡を含んだ水を清掃など道路関連事業に役立てるほか、農業など幅広い分野への応用を目指す

設立する新会社では、ナノバブルをトイレの床清掃などで活用するほか、発生装置の販売、関連システムの開発・設計などの事業を予定する。設立時の資本金は1億円で西日本高速が全額を出資する。同社の南大津等・関西支社副支社長が社長に就任し、5月7日に事業を開始する。事業開始時に、ナノバブル関連機器製造販売の協和機設(広島県福山市)が5千万円を出資する。
西日本高速によると、ナノバブルを含んだ水を使ってトイレの床を清掃すると、洗剤を使わないので、従来の清掃方法に比べ使用する水の量を100分の1程度に減らせるという。プチトマトの水耕栽培実験では、水道水栽培に比べて収穫量が20%向上したという。<参考:日本経済新聞より> 以下、同社によるプレスリリース等を掲載しておく。(関連資料;PDFファイル

NEXCO西日本は、ナノバブル関連の会社、(株)Ligaricを設立します 平成24年3月28日 西日本高速道路株式会社
NEXCO西日本(大阪市北区、代表取締役会長兼社長:西村 英俊)は、ナノバブル(ナノサイズの微細気泡)技術を活用した会社を設立し、清掃など道路事業における活用から農業など多様な分野への適用拡大を図り、広く社会に貢献していきます。
1.会社の概要 会社名:株式会社 Ligaric (Liquid(液体)、Gas(気体)、Reaction(反応)、Infinity(無限)、Creation(創造)の頭文字を取った、全く新しく世の中に無い造語。読み方は、「株式会社リーガレック」。) 本社:大阪府吹田市清水15番1号 代表取締役社長:南大津 等(現職:関西支社副支社長) 予定 会社設立予定日:平成24年4月2日 事業開始予定日:平成24年5月7日  主な事業:ナノバブル関連事業(ナノバブル機器販売、システム開発・設計、技術開発・指導等)   資本金:会社設立時:10,000万円(弊社単独出資) 事業開始時:15,000万円(出資比率 弊社:事業パートナー会社=約2:1) なお、事業開始時に事業パートナー会社のナノバブル関連事業を承継予定  事業パートナー会社:株式会社協和機設(所在:福山市、社長:辻秀泰、資本金:1,300万円)
2.事業方針 以下の事業展開によりナノバブルの多様な分野への適用拡大を図り、広く社会に貢献していくことを目指します トイレ清掃等道路事業での活用定着化 ナノバブル発生装置の販売 設備・ライン用のナノバブル発生装置モジュールの設計・製作 発生装置の制御ノウハウの提供、ソリューションビジネスへの展開

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