低段密植・養液栽培用の初のトマト品種「すずこま」を開発・加熱調理に適したクッキングトマト/将来的には植物工場への導入も検討 農研機構・東北農業研究センターとJA全農は、低段密植・養液栽培用の初のトマト品種「すずこま」を育成し、近々、果実の試験販売も開始することを発表した。今回育成した「すずこま」は、草姿がコンパクトで密植に適し、30〜40gの小さめの果実を多数収穫することが可能である。
塩分を加えた低段密植栽培にてトマトを生産・1ヘクタールの水耕施設、6月末よりトマト初出荷(サニープレイスファーム) 株式会社上組グループの大分港運が中核となり設立した農業生産法人サニープレイスファームは今年4月に、トマト栽培施設を竣工させ、6月末に初出荷をむかえている。農業用地を借りて整備した施設は約1ヘクタールで、本年度中にさらに約0.8ヘクタールを整備する予定
三菱樹脂・千葉大との研究研究/太陽光利用の植物工場にて、通常の2.5倍のトマト収穫へ(収穫量増大のためにLEDを一部のみ採用) 三菱樹脂(詳細記事)が、野菜などを計画的に栽培して収穫量を引き上げる「植物工場」に力を入れており、6月14日には千葉大学環境健康フィールド科学センター内に、太陽光を利用した植物工場が完成したと発表した。同工場を拠点に千葉大と共同で、糖度の高いトマトを通常の2.5倍の量で収穫することを目指して実証実験を行う。
カットしても数日間は水が出ない新品種トマトの開発。イスラエルでは欧州やロシア市場をターゲットに新商品の開発に取り組む企業が多い IT、医療、そして農業分野においてハイテク市場に強みを持つイスラエルについて、今回は伝統的なモシャブ(Moshav,農業共同組合のようなもの)でのトマト栽培にチャレンジするR.T. fresh社をピックアップしたいと思う。中東市場では過去にもUAEやカタール、エジプト農業について紹介してきた。
日清紡:イチゴの生産開始、2011年から関西圏へ販売計画<植物工場/水耕栽培にて、トマトの栽培を実験的に開始> 日清紡ホールディングスでは、2010年4月からハイテク施設栽培(植物工場)によるトマトなどの栽培実験を行っているが、徳島事業所ではイチゴの生産・事業化を進めており、2011年には関西圏への販売を計画している。徳島事業所は旧織布施設(約300平方メートル)であり、徳寿工業の栽培棚を導入して
<大塚化学がアグリビジネス専門会社を設立>植物工場向け水耕肥料シェアは国内首位。環境制御技術/独自栽培ノウハウを提供 以前、水耕肥料シェアでは国内首位である大塚化学については植物工場(水耕)やハイテク農業分野における商品をご紹介したが、2010年10月より同社はアグリビジネス専門企業として大塚アグリテクノ株式会社という独立した組織を新設したので、改めてお知らせしておく。
【ケース事例】カゴメの大規模ハイテク施設。国内消費量トマトの1.5%を生産/規制緩和を受けて様々な事業体にてチャレンジ 以前、カゴメのハイテク温室栽培施設「響灘菜園」をご紹介したことがあるが、今回は同社の全体的な農業参入経緯や現状をまとめたいと思う。トマト加工品トップメーカーである同社は、生鮮トマトの生産(農業ビジネス)に進出したのが1998年(社内に生鮮トマト事業部を設立、翌年から本格的な事業展開を実施)。当初の事業モデルは農業生産法人への出資(10%)という形をとっている
玉ねぎの90%が世界90カ国に輸出しているオランダ。栽培技術・生産性と品質では世界トップクラス オランダは、大量の玉ねぎを世界中に輸出している国の一つであり、世界の20%のシェアを握っているほどである。オランダ産の玉ねぎの輸出合計金額は2億ユーロ(約220億円)以上と推計されている。そして、生産した玉ねぎの約90%が、世界中の90カ国に輸出されている。
三菱樹脂、MKVドリームは、ハイテクなハウス水耕栽培システムを販売(トマト栽培向けシステム) 三菱ケミカルホールディングス傘下の三菱樹脂は、LED(発光ダイオード)照明などを使って生産性を高める「野菜工場」の関連事業を強化する。野菜工場(植物工場)といっても、ハウス栽培に水耕栽培や人工照明、温度・湿度などを制御できるシステムを整備したもの。
愛媛大農学部:太陽光を利用した植物工場を運営 愛媛大学農学部では、2008年6月に「太陽光利用型の植物工場」を開設し、トマトを中心に栽培実験・研究を行っている。以下、毎日新聞(2010年1月7日地方版)の記事「収穫増や品質向上へ、環境制御でトマト1000本栽培」を掲載する。
農業法人とIT・システム開発企業との共同事業(トマト栽培):奥松農園、シーイーシー 農業生産法人の奥松農園とシステム開発を行う株式会社シーイーシーはIT(情報技術)を活用したトマト生産に乗り出す。総事業費4億8千万円(2012年7月期に1億4千万円の販売を計画)
カゴメのハイテク温室栽培トマト(響灘菜園)/施設内は24時間コンピューターで制御され、栽培には電解水や生物農薬を使用 響灘菜園はカゴメと電源開発の出資を受け、2005年5月17日に北九州市若松区の電源開発敷地内でトマトの生産・販売を開始。施設内は24時間コンピューターで制御され、栽培には電解水や生物を利用した生物農薬を使用している。また、通年での収穫可能な「ハイテク温室」として、年間2000トン以上の生産能力を持っている
愛知製鋼の新規事業(植物栽培分野:カゴメの水耕栽培にも採用) 愛知製鋼(株)では、新規事業として電磁品事業に力を入れている。自動車向け小型モータ用の磁粉(マグファイン磁粉)や、海外大手携帯端末メーカーによる超高感度磁気センサ(MIセンサ)の採用など、継続的に売上を拡大しつつある。そして、植物栽培分野にも、この技術を応用しようと試みている。
廃棄物処理会社の農業ビジネスへの参入(水耕栽培トマト)<A&E> 廃棄物処理を手がける倉吉環境事業(鳥取県倉吉市)は、2008年8月にグループ会社である「(株)A&E(アグリカルチャー&エコロジー)」を設立して、農業ビジネス(トマトの栽培)に参入した。水耕栽培技術には、メビオール(株)<早稲田大学の投資ベンチャー>のアイメック栽培システムを採用し、溶液タンクを設置し、コンピューター制御で溶液散布を行っている。