肥沃で未開発なアフリカ諸国の土地での生産だけでなく、自国内の農業・食料自給率向上を目指すカタール政府/自国内の4万5千haの土地を農地へ 多くの中東・GCC諸国が食糧安全保障の確保を見据えてアフリカ諸国の土地を購入するなか、カタールは他国に先駆けて自国内での食糧生産を拡大するとの新たな計画を始めつつある。2013年での実施を目指す「カタール国家食糧安全保障計画」がそれである。同計画は自国の土地4万5000ヘクタールを農地に変えることを目指している。
カットしても数日間は水が出ない新品種トマトの開発。イスラエルでは欧州やロシア市場をターゲットに新商品の開発に取り組む企業が多い IT、医療、そして農業分野においてハイテク市場に強みを持つイスラエルについて、今回は伝統的なモシャブ(Moshav,農業共同組合のようなもの)でのトマト栽培にチャレンジするR.T. fresh社をピックアップしたいと思う。中東市場では過去にもUAEやカタール、エジプト農業について紹介してきた。
ミラク社(ハイテク施設栽培・植物工場)から見る、中東UAEの農業事情/自国産食材の需要について 以下はUAE・アブダビを拠点に水耕栽培事業を展開する「ミラク社」に関するインタビューと関連情報を整理したものである。今までにも、中東諸国の農業事情については少しご紹介してきた。例えば、三菱化学・フェアリー・シーシーエス等がカタールにコンテナ型の植物工場を納入した際には(詳細記事)、カタールの農業事業について記載した。
カタール、技術導入による国内耕作農地の拡大へ(食料の90%を輸入に頼っている現状を改善) カタールについては「コンテナ式植物工場の購入」や「政府の農業戦略:コンテナ式植物工場の需要」について、最近の記事でもアップしたが、関連したニュースを掲載。
カタール・中東における農業戦略からみる「コンテナ式植物工場」の需要・ニーズについての考察 先日掲載した記事(コンテナ型の植物工場をカタールへ販売)の「コンテナ式植物工場」は、断熱仕様のコンテナ(長さ12.2メートル、幅2.4メートル、高さ2.9メートル)に、空調設備や、水を濾過(ろか)して再利用する水処理設備、省エネの発光ダイオード(LED)などを使った照明設備を完備
コンテナ型の植物工場をカタールへ販売:三菱化学・フェアリーエンジェル・シーシーエス (株)フェアリーエンジェル(京都の植物工場ベンチャー)の出資者である、LED照明メーカーのシーシーエス(株)や三菱化学(株)が共同で、小型の植物工場「コンテナ式植物工場」を開発し、カタールの食品関連企業への納入が決定した。2010年4月にカタールのドーハ(首都)へ納入し、6月頃から野菜の栽培が開始されるという。