2015年の国内バイオビジネス市場予測を富士経済が発表。アグリ市場は穀物(遺伝子組み換え)や果樹・花、植物工場市場が対象

総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済は、医療をはじめ、アグリ(農業)、化粧品、研究支援、エネルギー、食品といった6分野におけるバイオ技術を利用した製品/システムやサービス、バイオ技術を利用して生産された商品(生産された成分等を配合した商品)の国内市場を調査したその結果を報告書「2011バイオビジネス市場」にまとめている。
 
 
国内バイオビジネス市場は、2008年は大きなウエイトを占める医療市場とアグリ市場が共に伸び拡大した。特に穀物価格の高騰によりアグリ市場が大幅に伸びたことから、前年比20%以上の伸びを示した。2009年は穀物価格が一転して急落したことによりアグリ市場が大幅に縮小したが、医療市場が順調に伸びたため、前年比マイナス10%にとどまった。2010年は再び拡大し、前年比11.2%増の1兆9,059億円となった。医療市場が53%、アグリ市場が27%を占める
 
 
アグリ市場は穀物市場(遺伝子組み換え穀物)、果樹・花卉市場、植物工場市場を対象としている。穀物市場が圧倒的なウエイトを占める。穀物市場は遺伝子組み換え穀物が増えていることや、バイオ燃料原料としての需要増で価格が上昇していることなどから拡大している
 
 
特に2007年〜2008年は価格が急騰したことにより大幅に拡大した。果樹・花卉市場ではサントリーフラワーズが青いバラ「ブルーローズ アプローズ」の販売を開始し注目を集めている。<参考:日経プレスリリースより>

アグリ市場:5,229億円(2010年)/102.2%(前年比) → 6,441億円(2015年)/123.2%(2010年比)