豊田通商と朝日工業が中国現地企業と組み、有機肥料の合弁会社を山東省にて設立。環境汚染の低減・循環型農業の構築を目指す

豊田通商株式会社朝日工業株式会社は、中国の大手食品会社である龍大食品集団有限公司(以下:龍大食品)と組み、中国の肥料市場に参入、中国山東省において有機および有機化成肥料製造・販売の合弁会社を設立する以下、プレス文章を掲載しておく。
 
 
中国の農業は、近年の経済成長や人口増加による農産物の需要増とともに拡大した結果、現在いくつかの問題を抱えています。例えば、収量増のための化成肥料の過剰施肥による地力の低下、農薬の過剰使用による農産物の安全性の低下などがあります。また、畜産業の拡大とともに、畜ふんの不適切な処理による環境汚染の問題なども発生しています。

<日経プレスリリースより>

 
このような環境の中、このたび設立する新会社は、現地で発生する畜ふんなどを有効活用した有機および有機化成肥料を製造し、中国国内で販売いたします。朝日工業は、日本有数の有機肥料メーカーとして、新会社では今まで培った技術・ノウハウを生かし、肥料生産技術・管理、品質管理、施肥設計・土壌診断などの業務を担当いたします。
 
 
豊田通商は、食料分野を注力分野のひとつと位置付け、世界でさまざまな事業を展開しています。中国における豊富な事業経験で培ったノウハウやネットワーク、およびバイオマス活用事業で培った畜ふんの堆肥化ノウハウを生かし、新会社では、事業経営、マーケティングなどの業務を担当いたします。また、龍大食品は、中国での知名度やネットワークを生かし、原料提供、営業、生産労務管理などの業務を担当いたします。

試験的に有機肥料を利用したハウス栽培(小松菜など)にも取り組んでおり、今後の事業展開にも大きな発展が見込めるプロジェクト・新会社設立である。
 
 

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植物工場・農業ビジネス編集部

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