遊休工場施設の有効活用・農商工の連携による地域活性化を目的に、LEDコンテナ型植物工場の試験運用を開始<三協立山アルミ>

三協・立山ホールディングス傘下の三協立山アルミ(富山県高岡市)は、発光ダイオード(LED)照明による植物栽培設備を導入、運用を始めた。レタスなどの葉物野菜が年間約6トン生産できる見込みで、同社グループ工場を含め約3千人が利用する社員食堂で消費する。導入したのは植物工場コンテナ「ベジタブレット詳細記事)」。装置1基内部で種まきから育苗、生育、収穫までの全工程を実施することができ、年26回のサイクルで効率的に生産する方式も実証済みである
 
 
同社は遊休工場施設の活用策の一環として導入、今回は約16平方メートルの設備1基を工場内に置いた。レタス、サンチュなど5種類を栽培、収穫が軌道に乗れば社員食堂の消費分を全量まかなえる見通し。「野菜生産が全国一少ない富山県で野菜の地産地消に新たな形で取り組みたい」(同HD広報・IR部)と狙いを説明する。以下では同社のプレスリリースを掲載しておく。
 

地場産業の活性化と遊休施設の有効利用を目指し「完全人工光(LED)型 植物設備」の試験運用を開始

三協立山アルミは、人工光(LED)による水耕栽培型植物設備※(株式会社ifD製 本社:富山県富山市)を導入し、2011年9月より試験運用を開始します。今回の設備導入によりレタス等の葉物野菜が年間約6トン栽培可能となり、当社グループの社員食堂で消費いたします。(※今回導入設備は株式会社ifD製の総面積約5坪の専用ユニット)
 
なお、今回の試験運用につきましては、「農商工の連携による地域活性化」の一環として、また「遊休工場施設の有効活用」を目的としております。また、富山県においては全国有数の米どころではありますが、野菜生産量は全国一少ない県であり、安定した野菜の供給を行うことで県内での『地産地消』に先鞭をつけ、試験運用を開始いたします。
 
本年は、設備の導入、栽培技術の習得、自社内(社員食堂)での消費を実施し『安全・安心』な野菜栽培の基礎を確立いたします。栽培品目は「フリルアイス・ハンサムグリーン・ロメインレタス・サンチュ・サニーレタス」の5種類を計画しております。