液晶画面バックライトに利用するCCFL(冷陰極管)に空気中の浮遊菌・付着菌を滅菌する機能を/植物工場や電照キク専用ライトも開発中<OMJP株式会社>

液晶テレビや電子部品などの製造機器をつくるOMJP株式会社では、殺菌・脱臭効果のある省エネライト「美らライト殺菌」を開発・発売した。電球面に塗布した二酸化チタンと微細な銀粒子(ナノシルバー)に光を当て空気中の浮遊菌や付着菌を滅菌する県庁で会見した矢野社長は「ホテル客室や病院、保育園など清潔に保ちたい場所やにおいの気になる場所での導入を勧めたい」とアピール。県内での導入実績を増やし、国内外に発信していく方針である。
 
 
美らライトは液晶画面の背面光源に利用されているCCFL(冷陰極管)を使用。昨年12月に発売した商品に殺菌作用の付加価値を新たに加えた。空気中の浮遊菌を4時間の点灯で100%減少させるなどの殺菌効果が、スイスに本拠を置く世界最大級の確認検査機関SGSで確認されたという。
 
 
LEDの光が限られた範囲にしか届かないのに対し、美らライトは配光300度以上で広範囲を明るく照らす。1日8時間使用で10年間交換不要など省エネ効果はLEDと変わらない。価格は同じ明るさのLED商品より2〜3割安い2900円、初年度5000万円の売り上げを目指す
 
 
開発・販売には、バイオや環境など沖縄の重点産業分野における新製品開発を支援する県産業振興公社OKINAWA型産業応援ファンド事業で1000万円の助成を受けた。商品設計・開発は県内で行い、現在は台湾の協力会社が製造している。矢野社長は「生産数量が増えれば県内で製造し、沖縄の産業育成につなげたい」と意気込みを語った。地域の電気店で販売を始め、量販店や代理店にも拡大する方針。同社は植物工場や電照キク専用のライトも開発中。芽を早く伸ばしたり、成長時期を調整できる製品で新たな市場開拓を目指す。<参考:沖縄タイムスより>