農業のIT化市場は2010年で約60億円・トレーサビリティ/クラウドシステムなど関連ビジネスも含め10年で10倍に<シード・プランニング>

シード・プランニングは、農業のIT化推進企業約40社に農業のIT化最新動向と将来性について調査を行い、その結果を発表した。同社が発表した調査内容によると、農業のIT化市場は、2010年で60億円(推定)で、2015年には100億円、2020年には600億円に拡大すると予測している。
 

予測は、生産面と物流面で行い、生産面では、圃場管理モニタリングシステム、環境監視制御システム、GPSガイダンスシステム、農作業ロボット、気象サービスなど、物流では、出荷管理システム、産直POSシステム、商品追跡管理システム(トレーサビリティシステム)、ネット販売管理システムでの利用を想定している。
 
 
生産面では、多数の企業が農業分野に参入し、耕作地の大規模化、集約化が進み、生産の省力化が求められることから、大規模農業法人の25%が1千万円規模のシステムを導入すると予想。流通面では、食の安全安心、顔の見える食材ニーズなど、栽培履歴・トレーサビリティシステムの需要で市場は急激な拡大が見込めるという。そして、クラウドシステムの普及を想定し、16,000〜18,000あるといわれる農業法人の30%程度が導入すると予想している。<参考:シード・プランニング、プレスリリースより>