制御盤の設計・製造などを手掛ける成電工業が植物工場事業に本格参入。自社開発の栽培装置販売と独自ブランド野菜の生産・販売へ

株式会社成電工業では、制御盤の設計・製造、LED蛍光灯、半導体の加工・検査といった従来技術を応用し、(1)植物工場装置の開発・販売と、(2)自社で生産した野菜(ブランド名:成電のあんしん野菜)の販売を開始した。<専用サイト:成電のあんしん野菜
 

 
同社が植物工場装置の研究開発をスタートしたのは2年前。そして、半年前からは自社装置で生産した野菜の試験販売を行い、本格的な植物工場事業への参入に至った。栽培装置は自社で開発し、顧客の要望に応じたオーダーメイド設計が可能装置を設置した後のメンテナンスや事業経営も支援していく予定である。
 
 
また、装置販売だけでなく、今後は野菜の生産・販売にも力を入れていく。試験販売も含め、現在までに本社のある群馬県・高崎市を始め、前橋、軽井沢等の地域などへの販売実績が既にあり、今後もユーザー側の要望に合った品種選定や商品企画を行っていき、栽培ノウハウを蓄積していく、という。尚、同社では今秋、幕張メッセで開催されるアグリビジネス展示会への出展も計画している。以下、概要情報を掲載。
 

野菜栽培装置概要

完全人工光(密閉)型植物工場を基本とし、大規模生産用から店舗内ディスプレイ用途まで、顧客のニーズに則したオーダーメイド設計となります。
 
植物工場野菜「成電のあんしん野菜」概要

品種:レタス類・ベビーリーフ(ハーブ)類
発売地域:群馬県、長野県など
販売チャネル:ホテル、結婚式場、飲食店、スーパーなど
商品特長:(1)「安全&安心」種子処理、栽培において農薬は不使用。調理人も食べる人も安心。(2)「品質が安定」味、大きさ、形状等の変動が小さいので、メニューに取り入れやすい。(3)「供給が安定」季節や天候の影響を受けない室内栽培。提供量も価格も年間を通じ安定。(4)「調理が簡単」虫の心配が無く、土や汚れ等を洗う必要が無いので調理時間が短縮可能。(5)「廃棄が少量」低細菌のため鮮度維持期間が長い。外側の葉まで丸ごと使えるのでロスが極少。

※現在、一般消費者への直接販売は対応しておりませんが、「フレッセイ クラシード若宮(前橋市若宮町1-5-1)」様にてご購入いただけます。
 
開発の背景
近年、食糧確保が国際問題となる一方で、国内では農業従事人口が減少し、食糧自給率の低下が問題視されています。そんな中、弊社の持つ「電気制御」と「光半導体」の技術が「植物工場装置」に応用できることを知り、これらの問題解決に少しでも寄与できればと考え、技術開発に取り組んで参りました。
 
植物工場事業は近年注目され、新規参入企業が続々と登場しています。多くの企業が栽培装置の販売に特化する中、当社では、実際に自社装置で野菜を栽培し、生産した野菜販売にも注力しています。現在は地元高崎を始め、前橋、軽井沢等の地域で20社ほどの店舗でご利用実績があります。
 
シェフや消費者など、エンドユーザーの声を生かした品種選定や商品規格を行い、ニーズに合った「売れる野菜」の生産にこだわり、日々栽培技術を磨いております。ただ装置を販売するだけではなく、当社装置を導入された顧客の植物工場事業経営もサポートできる企業でありたいと考え、これからも野菜栽培装置の開発・販売、植物工場野菜「成電のあんしん野菜」の生産・販売の、2本柱で当事業に尽力して参ります。
 
<本件のお問い合わせ先>
株式会社 成電工業(高崎市上豊岡町571-9)
[TEL] 027-340-1575 [FAX] 027-343-1510
[担当] 宮坂 [Webサイト] http://www.seidenkogyo.co.jp/

 

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植物工場・農業ビジネス編集部

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