ブリリアントサービス、Android OSをベースにしたLED植物工場システムを開発

 株式会社ブリリアントサービスは、Android OS上の動作及びクラウドシステムによるデータ蓄積・活用技術を特徴とするLED植物工場『farmbox(ファームボックス)』を開発、カリフォルニアにて開催している「Google I/O 2011 Developer Conference」にて発表する。

また開発の発表と同時に、「farmbox Alliance(ファームボックス・アライアンス)」を結成し、farmboxの共同開発を行うメンバー(企業・団体)を募集する。

ブリリアントサービス、Android OSをベースにしたLED植物工場システムを開発
【『farmbox』の概要】
『farmbox』は下記の特長をもつ、LED照明を用いた完全制御型の植物工場のプロダクトです。

◆Android OSをベースとした、太陽光を必要としない完全制御型植物工場

◆Android携帯端末から下記のような制御・管理が可能
 ・植物の育成に光源であるLED照明を制御
 ・栽培状況(植物の画像、気温、水温など)の監視

◆クラウドシステムを有効活用する下記の機能を実現(一部開発中)
 ・植物の育成状況(光源パターンなど)を自動的にクラウド上に栽培記録として保存
 ・過去の栽培記録を元に光源パターンを自動再生することにより、自動栽培が可能
 ・栽培記録をマーケットに登録して販売、他者が作成した育成データをマーケットから購入し、自身の栽培データとして再生することで栽培を行う
 ・マーケットに保存された大量の栽培記録をデータマイニングし、栽培環境と生育状況に関する統計情報から植物に関する新たな知見を導きだす