独特の風味を持つハーブ水耕栽培によりベビーリーフを年間・安定的に生産/都心部の小売店・飲食店に対するサラダ向け需要を狙って拡大予定(ベジ・ドリーム)

土木・建築資材販売の炭平コーポレーションと鉄筋工事業の西松が共同出資で2004年に設立した「ベジ・ドリーム」(長野市)では、ルッコラ、セロリ、クレソン、ビート、エンダイブなどの柔らかな幼葉(ベビーリーフ)をミックスした商品(ヤングリーフ)を水耕栽培にて、年間・安定的に供給している。コンピューター管理システムなどによる効率的・工業的な生産方式を導入したハーブの水耕栽培に特化した企業である。<以下、写真は同社WEBサイトより>
 

 
先月からは東京・名古屋での販路開拓を開始。生産品種や栽培方法を変えながら「市場のニーズにあった商品を供給する」(大藤善孝副社長)ことや、都市部の有名レストランでの利用実績を売りに販路を開拓していきたい、という。都市部では、小売店や飲食チェーンなどのサラダ向けの独特の風味を持つハーブ野菜の需要が高まっており、赤や黄色といった鮮やかな品種のハーブ野菜(ベビーリーフ)は、サラダ向けに業務用と小売り向けの双方で需要が高まっていると判断した。
 
 
既に、東京と名古屋のそれぞれで大手食品卸会社と取引を開始しており、今後は新規市場を見込み、生産体制も拡充する。現在は長野市と坂城町の2カ所の自社農場(長野:ハウス面積・約2890平方メートル/坂城町:ハウス面積・約2200平方メートル)と、協力農場の3拠点で生産している。今年の夏には、利用されていないビニールハウスを活用し、約2000万円を投じて坂城町でも農場を新設する予定である。合計の生産面積は約17%増え、約7000平方メートルになる。<参考記事:日本経済新聞など>
 
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
植物工場・農業ビジネス編集部

植物工場・農業ビジネス編集部

投稿者プロフィール

植物工場・農業分野を中心に環境制御技術に関する最新動向ニュースを配信しております。

この著者の最新の記事

関連記事

次世代農業EXPO 植物工場バナー
植物工場設備販売(人工光型)_バナー

過去のピックアップ記事

  1. JR東日本グループ、太陽光利用型植物工場トマトを様々なメニューで採用。六次産業化による地域活性化も
     JR東日本グループでは、農業を通じたものづくりの一環として、太陽光利用型植物工場を運営する「JRと…
  2. ライアソン大学による都市型・屋上ファームが1周年の収穫祭を開催
     カナダのトロントにあるライアソン大学の屋上ファームでは、1周年の収穫祭と農場ツアーが実施された。同…
  3. spread_plantfactory880
     世界最大規模の完全人工光型植物工場を運営するスプレッドでは、同社の米国現地法人であるNUVEGE,…
  4. 1万カ所以上もあるキューバの有機都市型農業、大きなビジネスチャンスとして狙う米国の農業資材メーカー
     キューバと米国による国交正常化に関する交渉開始のニュースが広がっている中で農業ビジネスにおける交流…
  5. マレーシア市場におけるイチゴ商品の可能性
     太陽光・人工光型植物工場によるイチゴの生産事例が国内で増えつつある現在、将来的には海外市場への輸出…
  6. NKアグリ、露地野菜で初の栄養機能食品・リコピン人参「こいくれない」誕生
     NKアグリ株式会社は、全国7道県、約50名の農家と連携し、機能性野菜「こいくれない」の2016年度…
  7. 郵船商事による植物工場が福井に完成、1日1万株の大規模・人工光型施設へ
     郵船商事株式会社は、2014年10月より福井県敦賀市において植物工場建設を進めており、4月10日に…
  8. 総合プランニング、植物の工業的栽培市場の現状と将来動向に関する調査を発表
     総合マーケティングの株式会社総合プランニングは「植物工場(植物の工業的栽培市場)」に関する調査を実…
  9. 大規模植物工場のスプレッドが生産体制を増強・フランチャイズ事業を展開へ
     国内最大規模の完全人工光型植物工場を運営するスプレッドは、産業用ロボットメーカーの安川電機と201…
  10. 英国政府、アグリ技術の事業化支援に30億円を投資
     約125億円の規模をもつ大型官民ファンドのアグリテック・カタリストでは、イギリス国内に蓄積されてい…
150629_英語ページバナー ログインページ(無料会員登録)_topside.logo
無料相談(経営相談・新規事業)バナー
151226 プレス募集バナー PR記事バナー 人材募集バナー

注目記事

  1. スペインでも店舗併設型植物工場タイプのレストランがオープン
     スペインのバレンシアにてオープンしたレストラン「vuelve carolina」では、料理の素晴ら…
  2. 伊藤忠商事、廃棄物からバイオ航空燃料を製造する米Solena社へ出資
     伊藤忠商事は、都市ごみ等のバイオマスからバイオ航空燃料等の持続可能バイオ燃料を製造する技術を持つ、…
  3. 村上農園、機能性表示の新制度を背景に機能性野菜スプラウトが販売好調
     太陽光利用型植物工場や施設園芸を中心としたスプラウト生産大手の株式会社村上農園が生産販売する2つの…
  4. ロシアのVTB銀行がアルメニアにイチゴの植物工場プラント建設に資金提供
     ロシアのVTB銀行は、アルメニア共和国・コタイク地方に最新技術を導入したイチゴの植物工場(太陽光利…
ページ上部へ戻る