食品冷却装置のケーイーコーポレーション等、静岡4社にて植物工場の実証実験と低コスト装置開発を予定

食品冷却装置などを製造するケーイーコーポレーションは4月までに、静岡県内のファクトリーオートメーション(FA)システム企業など計4社とともに「宍原ファーム植物工場プラント事業協同組合」を設立し、植物工場向けの装置開発に参入する予定である。
 
 
組合は年内に、清水工業団地(静岡市)内に研究開発を進めるための実験棟を建設する予定。団地内の廃工場をリニューアルして利用するほか、既存の排水処置施設を活用するなどして、設備投資を軽減する。内部調達の徹底や、国や全国中小企業団体中央会の補助金対象となる設備を選ぶことで、初期投資額を2千万円以下に抑えることができるという。
 
 
年内に建設する実験棟にて栽培データの蓄積した後、2012年からユニットの製造・販売を始める予定。大きさは長さ11.5メートル、幅2.3メートル、高さ2.5メートルで、サラダ菜などの野菜を水耕栽培できる多段式の棚型ユニットなどを検討している。同規模の大きさで、既存のユニットは約2000万円かかるが、設置コストの低い機器を開発、導入することで、価格を4分の3程度に抑える予定組合全体で初年度7500万円程度の売り上げを見込む。<参考:日本経済新聞より>
 
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
植物工場・農業ビジネス編集部

植物工場・農業ビジネス編集部

投稿者プロフィール

植物工場・農業分野を中心に環境制御技術に関する最新動向ニュースを配信しております。

この著者の最新の記事

関連記事

次世代農業EXPO 植物工場バナー
植物工場設備販売(人工光型)_バナー

過去のピックアップ記事

  1. 完全人工光型植物工場による遺伝子組換えイチゴ。イヌの歯肉炎軽減剤が動物用医薬品として認可
     (独)産業技術総合研究所・北海道センターの生物プロセス研究部門植物分子工学研究グループは、ホクサン…
  2. シンガポールでの都市型農業ブーム。自然公園エリアの貸農園も予約待ちへ
     シンガポールの自然公園エリア「ホート・パーク」内に去年の7月より運営を開始している貸農園(レンタル…
  3. 120億ドル市場の地産地消ビジネス。政府による新たな資金の貸し付けプログラムが開始
     米国農務省(USDA)では、小規模農家や近年、市場規模が拡大しつつある都市型農業に合わせた資金の貸…
  4. マレーシア市場におけるイチゴ商品の可能性
     太陽光・人工光型植物工場によるイチゴの生産事例が国内で増えつつある現在、将来的には海外市場への輸出…
  5. spread_plantfactory880
     世界最大規模の完全人工光型植物工場を運営するスプレッドでは、同社の米国現地法人であるNUVEGE,…
  6. 北海道最大級のファームノートサミット2016 ~生産と消費をつなぐ次世代農業~
     先月末11月30日、北海道帯広市の北海道ホテルにて、北海道最大級の農業カンファレンスであるファーム…
  7. 1万カ所以上もあるキューバの有機都市型農業、大きなビジネスチャンスとして狙う米国の農業資材メーカー
     キューバと米国による国交正常化に関する交渉開始のニュースが広がっている中で農業ビジネスにおける交流…
  8. 太陽光型植物工場でも周年栽培へ 新たな四季成り品種を開発
     美味しい一季成りイチゴの周年栽培を目指し、多くの企業が完全人工光型植物工場によるイチゴの生産事業に…
  9. 植物工場によるトマト生産の田園倶楽部奥出雲が倒産を申請
     太陽光利用型植物工場にてトマトの生産を行っていた島根県奥出雲町の農業生産法人「田園倶楽部奥出雲」が…
  10. 米国の水耕小売企業が垂直型植物工場にて巨大なバジル栽培に挑戦
     人工光植物工場による垂直栽培装置の製造・販売を行うスーパークローゼット・ハイドロポニクス社では、自…
150629_英語ページバナー ログインページ(無料会員登録)_topside.logo
無料相談(経営相談・新規事業)バナー
151226 プレス募集バナー PR記事バナー 人材募集バナー

注目記事

  1. アラスカ初の商業ベース・完全人工光型植物工場による野菜の初出荷
     アラスカ州のアンカレッジにて初の大規模な完全人工光型植物工場を運営するアラスカ・ナチュラル・オーガ…
  2. イベント報告、フェアリーエンジェル植物工場の試食見学会
    2008年7月12日に、植物工場ビジネスに関して(株)フェアリーエンジェル、代表取締役の江本謙次氏を…
  3. 自然の木をイメージした垂直農場 植物工場や様々なクリーンテクノロジーを導入
    都市部における過剰な人口増加が引き起こす2つの問題は、限られた土地・空間の中での生産性向上をはかりな…
  4. 韓国とイスラエルによる共同ドローン開発がスタート。ブドウ畑などハイテク農業用ドローンなどを想定
     韓国とイスラエルの両国がそれぞれの政府支援を受けてドローンの研究開発を実施する、と6月20日に公表…
ページ上部へ戻る