植物工場による葉野菜の生産・販売/店舗・施設内に水耕システムを導入した事例も相次ぐ(建設工事の柏木、石川県のレストラン)

建設工事や建具製造などを手掛ける株式会社柏木徳寿工業株式会社の多段式・水耕栽培の植物工場を導入し、来年2月の初出荷を目指して設備の準備などを進めている。同社では既に、2009年10月に農業法人「那賀ベジタブル」を設立しており、県内人口の減少や公共工事削減から本業の拡大見通しが厳しいとみて、農業部門の主力事業化を目指す。
 
 
導入する植物工場は、広さ280平方メートルで蛍光灯を光源とした無菌ルームに近い環境でリーフレタスを生産。柏木本社のドア部材製造工場を集約してスペースを確保し、大掛かりな改修を施した。計画では、1日当たり500ー600株を出荷する予定である。農業法人では、専従社員として2人を新規雇用しており、徳寿工業株式会社で栽培ノウハウを習得するための技術研修に参加する。阿波銀行などの支援も受け、既に近畿や四国のスーパーなどに一定の販路を確保済みという。
 
植物工場による葉野菜の生産・販売/店舗・施設内に水耕システムを導入した事例も相次ぐ(建設工事の柏木、石川県のレストラン)

徳寿工業WEBサイトより引用>

この他にも、野菜の生産・販売だけでなく、レストランに併設することで総合的なサービスやコンセプト(店産店消)を提供する事業モデルでの参入も相次いでいる(詳細記事)。例えば、石川県にあるレストラン「ビストロ・ウールー」でも店内に水耕栽培を設置し、栽培風景を見ながらフランス料理を味わうサービスを提供している
 
 
レストラン自体は、8年前から開いているが、今月中旬の大改装の際に、水耕機材を導入た。設備は高さ2メートル、幅4メートルで四段式のラック型。店の入り口に一回り小型のものも置いている。主に蛍光灯ランプ(一部、LED)にて、レタスやサラダホウレンソウ、ハーブなど葉物野菜を栽培している。納入企業は、水耕栽培の専門店を運営する株式会社マルワトレーディング。今後も、植物工場の導入による野菜の生産・販売、さらには店舗・施設内に水耕栽培を導入する事例が増えそうであるが、店舗併設型ビジネスは、ここ1年以内に設立したケースが多く、本当に集客効果や収益性につながるかどうかは、もう少し様子を伺う必要があるだろう。(参考:徳島新聞など)
 
 

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