双日、アルゼンチンで大豆などの農業事業を行う新会社設立。大豆需要は食料用・飼料用需要の増大などにより、過去10年間で約35%

双日株式会社は、南米アルゼンチンにおいて大豆などの農業生産を行う事業会社「双日ブエナスティエラス・デル・スール社(Sojitz Buenas Tierras del Sur S.A.、以下BT社)」を双日グループの100%出資で設立し、アルゼンチンの大手農業事業運営会社であるカセナベ社(Cazenave y Asociados S.A.、本社:ブエノスアイレス市)と協力し2010年穀物年度から大豆等の穀物の生産・販売する農業事業を開始します。日本の大手商社が海外で直接事業法人を設立し、農業事業を行うことは今回が初めてです。
 
 
今般、2010年度に約5億円を投じ、アルゼンチンの肥沃な農地パンパ地区にて約11000ヘクタール(山手線内側面積の約2倍の広さ)の土地を使用し、大豆、コーン、小麦など合計約30000トンの農作物を生産します。また、2011年度以降は、同国において生産量の拡大を進めつつ、生産・供給余力のあるブラジルを中心とした南米の他国でも農業事業を展開する計画で、2017年度を目途に、南米域内で約100万トンの穀物の生産を見込んでいます。これらの穀物は、需要の伸長が著しいアジア地域を中心に販売する予定です。
 
双日、アルゼンチンで大豆などの農業事業を行う新会社設立。大豆需要は食料用・飼料用需要の増大などにより、過去10年間で約35%

<双日株式会社のプレスリリースより>

 
世界の2009年の大豆需要は、約2.3億トンですが、世界的な人口増加、新興国等の経済発展に伴う食料用・飼料用需要の増大などにより、過去10年間で約35%増加しており、今後、食料資源の確保がますます重要になっています
 
 
海外での農業事業においては、天候リスクや、カントリーリスクなど様々な課題がありますが、今回、日本貿易保険(NEXI)より海外農業事業案件に対する海外投資保険を受けており、リスク軽減を図っています。日本貿易保険が海外農業事業にて保険を付与することは今回が初めてです。さらに、天候リスクに対してもアルゼンチン大手保険会社による天候保険(Multi?Risk Weather Insurance)も付保し、さまざまなリスクに対応できるようなビジネスモデルを構築しています。
 
 
双日は、自ら農業事業を手掛けることで、事業運営に必要となる栽培管理、農業経営、リスク対応に関するノウハウを蓄積し、今後、アジアやアフリカ地域でも農業事業展開を図ります。川上分野においては、南米地域を中心とする大規模な農業生産への機能拡充を進めると同時に、川中分野では貿易取引など物流機能の強化、川下分野では、主にアジア地域における食品加工事業や流通事業の強化を図り、複数商品・複数国間のグローバルなバリューチェーンを構築し、アジア地域を中心とした安定的な農産物の調達・供給に取り組んでいきます。
 
 
設立新会社概要
会社名:双日ブエナスティエラス・デル・スール社
Sojitz Buenas Tierras del Sur S.A.
設立:2010年
出資比率:双日/95%、双日アルゼンチン法人/5%
事業内容:アルゼンチンのパンパ地域を中心に農業事業を展開。約11000ヘクタール(2010年度)の農地で主に大豆等の油糧作物、粗粒穀物等を生産、販売・輸出する。
 
 
カセナベ社概要
会社名:カセナベ・イ・アソシアドス社
Cazenave y Asociados S.A.
設立:1969年
運用土地面積:約20万ヘクタール
事業概要:アルゼンチンにおける大手農業事業運営会社で、同社の農業受託事業の運営には定評あり。
 
<双日株式会社のプレスリリースより>
 
 

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