建設機器レンタルのニシケンも人工光型の小型・植物工場を販売/その他、豊光社やクリエイト光など九州地方での参入も相次ぐ

建設機械レンタルなどを手掛けるニシケンでは、自社敷地内にて太陽光を利用した大規模施設栽培「すいさい園」を運営しているが、最近は蛍光灯ランプやLEDといった人工光を採用した小型・植物工場の販売も行っている(関連サイト)。
 
 
同社が提案するシステムは、サラダ菜など葉物野菜を水耕栽培できる多段式の棚型ユニットで、1ユニットは20平方メートル。種の植え込みから収穫までの期間は45日程度で、1ユニット当たり1日48株を収穫できるという。
→ ニシケンについては、こちらの記事でも情報を掲載してます。

建設機器レンタルのニシケンも人工光型の小型・植物工場を販売/その他、豊光社やクリエイト光など九州地方での参入も相次ぐ建設機器レンタルのニシケンも人工光型の小型・植物工場を販売/その他、豊光社やクリエイト光など九州地方での参入も相次ぐ

<写真は同社WEBサイトより>

 
 
その他、九州ではプリント基板製造などを主力とする豊光社(北九州市)や、自転車販売や音響設備などを手掛けるクリエイト光(熊本県宇土市)でも植物工場分野に新規参入を果たしている。豊光社では、冷陰極蛍光管(CCFL)を使った専用照明を生産しており、電源一体型の照明ユニットを受注生産している。CCFLは蛍光灯(40ワット型)に比べて照明寿命が6倍で、消費電力も4割少なくて済むという。また、LEDに比べて省エネルギー性能は劣るが、価格は半値から4分の1で済むと言われており、同社では葉物など植物の種類に合わせて3タイプの波長を用意している。
 
 
その他、クリエイト光では、葉物などの水耕栽培向けにLEDと水中に微細な酸素の気泡を発生させる装置を組み合わせたプラントの販売を始めている。顧客の初期投資の負担を軽減するため、リース会社と組んで貸し出すことも計画中とのこと。九州地方でも、植物工場ビジネスへ参入を果たした企業が増えており、技術や事業モデルの点で、他社との差別化にますます苦労しそうだ。
 
 

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植物工場・農業ビジネス編集部

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