大成建設などの出資を受けて設立したグランパ/太陽光利用型の栽培技術を改良し、生産効率の高いドーム型・回転方式の工場を開発

太陽光利用型・植物工場を運営、野菜を生産するグランパ(大成建設などの出資を受け2004年に設立した企業関連記事)は今回、生産効率の高いドーム型の工場を開発した。直径20メートルのプールに栽培棚を浮かべ、回り舞台のように回転させながらリーフレタスを育てる。面積当たりの生産量を同社の従来型工場の2倍に増やせるという。2011年中に15棟の設置を目指す。
 
 
新工場は円形のプールに養分を溶かした水を張り、太陽光を通すフィルムでドーム状に覆う構造。側部から外気を送り、頂上部から排出して全体を膨らませ、温度や湿度は自動制御する。通常の太陽光利用型の植物工場(水耕栽培施設)は直線上に配置したプールに栽培棚を浮かべる。成長に備えて苗と苗の間を空けたり、別の棚に植え替えたりする必要があった。
 
 
新工場は円形の栽培棚を自動で1日約1回転させる。中心部に苗を植え、成長とともに面積の広い外周部へ移動させ適正な栽培密度を維持する仕組みで、約50日後には成長したレタスが外縁に達し収穫期を迎える。今回の改良された栽培技術は、約300平方メートルの栽培スペースを無駄なく利用でき、工場1棟当たり年間8万7千株のレタスを収穫できるという。人手による作業は苗植えや収穫に限られ、人件費も抑えられる。
 
 
同社によると、今秋以降、神奈川県秦野市などに15棟を設置。外食チェーンなどにレタスを出荷して実績を積み、同業他社に工場自体を販売する。価格は2500万円程度を見込んでいる。
 
大成建設などの出資を受けて設立したグランパ/太陽光利用型の栽培技術を改良し、生産効率の高いドーム型・回転方式の工場を開発

(株)グランパWEBサイトより

 
 

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