建設会社の植物工場システムの開発(一般家庭用のミニ栽培システム等):西田興産

大手建設会社の(株)西田興産は、新規事業として農業分野(植物工場)に参入している企業の一つである。同社H17年から農業生産法人(有限会社グリーンサラダ)を設立し、土壌内にパイプを巡らして冷却水や温水を流すことで、農地の温度を一定管理・通年栽培を可能にする栽培システム(オーガベンチャー)で野菜の無農薬栽培を行ってきた。
 
 
さらに、上記の栽培システム(オーガベンチャー)を利用して、一般家庭用向けの小型植物工場の開発も行っている。栽培品種・株数は、イチゴ、ホウレンソウの場合、それぞれ10、126株程度植えることができる。近年では、家庭菜園を始める人々が急増しており(07年の家庭菜園向け野菜苗・果樹苗市場は、99億円<前年比10%増>と拡大傾向:矢野経済研究所より)、本製品は東京など都市部の高所得者層を対象に、家庭菜園需要を開拓するのが狙い。
 
 
ベランダや屋内での使用を想定し、アルミ枠とアクリル板に覆われた小型の植物工場(縦73センチ、横166センチ、高さ46センチ)であり、価格は7万円から(さらに、照明機器付きの屋根が付くタイプは10万円から)。また、顧客が苗を購入する場合、育苗最大手のベルグアース(株)の商品を紹介することにしている。今後は一般家庭用の他、外食店や食育用教材として私立幼稚園の納入も試験的に行われている
 
※ 参考記事:日本経済新聞(2009/10/07)の記事、同社のHP掲載情報など
 
 

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植物工場・農業ビジネス編集部

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