昆虫ベンチャーのムスカ、熊本県菊池市にてアグリ技術実証事業をスタート

昆虫の力を活用し高効率なバイオマスリサイクルシステムで1週間で肥料と飼料に転換するシステムを開発する株式会社ムスカ(MUSCA)は、令和2年度、熊本県菊池市アグリ技術実証事業に採択された。

昆虫ベンチャーのムスカ、熊本県菊池市にてアグリ技術実証事業をスタート
【令和2年度、熊本県菊池市アグリ技術実証事業※1に採択】
熊本県菊池市アグリ技術実証事業にて、野菜等を栽培する生産者(農事組合法人たかなが)とムスカ肥料の利用及び効果について実証試験を行います。

本事業は、菊池市の生産者が抱える各種課題を、ベンチャー・研究者等の先進技術により解決することで、農業生産者の事業成長促進を目指す取り組みです。ムスカは、地作り及び減農薬栽培にこだわりを持ち、野菜等を栽培する農業生産者と、豚糞由来のムスカ肥料を既存の堆肥等の農業資材の代替品として使用します。

この取組の中で、作物の収量、成分、土壌等の変化を分析することで、既存の農業資材とのムスカ肥料の有効性を科学的な検証を行います。

今後もムスカ有機肥料の持つ有効性について研究を進め、ムスカ有機肥料の利用方法を含め、イエバエ種を活用した持続可能な循環型社会の実現を目指して参ります。


※1:令和2年度菊池市アグリ技術実証事業とは
https://lne.st/2020/06/04/kikuchi-agrisciencepark/