大和フード&アグリ「みらいの畑から」に資本参加・大規模ハウスによるトマト栽培を開始

株式会社大和証券グループ本社の100%子会社である大和フード&アグリ株式会社(DFA)は、株式会社みらいの畑からに資本参加し、大分県玖珠郡玖珠町におけるトマト生産を開始した。

大和フード&アグリ「みらいの畑から」に資本参加・大規模ハウスによるトマト栽培を開始
本ビジネス参入の背景
大和証券グループは、2018年度からスタートした新中期経営計画「”Passion for the Best” 2020」において、伝統的な証券ビジネスを核としながら、外部ネットワーク、周辺ビジネスの拡大・強化によるハイブリッド型総合証券グループとしての「新たな価値」の創出を目指しており、DFAは、このグループ戦略の一環として2018年11月に設立されました。

DFAでは、2019年春、熊本県においてベビーリーフ生産設備を取得したことを皮切りに、農業生産ビジネスに参入いたしました。さらに、2020年春には、山形県において株式会社平洲農園に資本参加し、自社グループが自ら手掛ける農業生産ビジネスに新たに参入いたしました。


『みらいの畑から』は、2014年8月の設立以来、大規模栽培ハウス(圃場面積約1ha)にてトマトを生産し、出荷を行っております。

この度、DFAは、『みらいの畑から』に資本参加し、DFAが有する大規模園芸設備を利用した栽培及びその運営ノウハウと、大分県玖珠町における夏でも冷涼な地理的優位性を活かし、夏から初冬にかけてトマトを生産するビジネスを開始いたします。

『みらいの畑から』の圃場は、株式会社平洲農園に続き、DFAが自ら農業生産ビジネスを手掛ける2か所目の圃場であります。今後も、DFAでは農業法人の経営に参画し、大規模化や効率化を追求することで、日本国が解決に向けて取り組むべき社会課題の一つである農業の活性化に貢献してまいります。


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